父親の命日
検査入院したら看護師さんの食事介護により2度も誤嚥で入院25日で肺炎で亡くなった父の命日、もう12年経ちました。
いつも女子供の食い物なんか、と言って特別に酒の肴を用意させていた父は、おひな祭りの五目寿司だけは大好きでしたので、今夜は陰膳にお供えしました。
絹サヤも細く切って,なだ万の出汁巻きで柚子と三つ葉も添えて・・・
好きなお刺身も一緒に・・・
お酒は菊正一筋、ウイスキーはホワイトホースと決めていた人です。
フラメンコギターが上手で英語力は素晴らしいのに普段は和服の着流し、考えたらカッコイイ明治男でした。
父親の使っていた象牙の箸を削り直し母用に、その母も亡くなって5年が経ちました。
ここ池之端に越すことが出来たのも生前の父のアドバイスのお蔭でした。何時も有り難く思っています。
遺言どうり母を守った私へ天国から応援してくれているのを感じています。
来年は父の13回忌母の7回忌を一緒に家族だけで営む予定です。