嬉しい花
ごしんぱいをかけましたが退院から十日ほど過ぎ無事に大晦日を自宅で迎えることができました。車椅子も上手に狭い部屋をぶつかりながらも動かせるようになり!わたしって車も車庫入れがきっとうまいかも・・・なんて(笑)
朝、姉から思いがけない花束、すばらしい茶色のリボンはベルベットの花が浮き彫りにされた見事なものです。大好きな赤い唐辛子も沢山添えられて、これは私が前に唐辛子のリース用にリクエストしておいたものを覚えていてくれたのでしょう。
別荘のある八ヶ岳にはなかったらしいのに花屋さんに頼んでくれたにちがいありません。カードのメッセージ、退院おめでとうの姉の自筆に涙が溢れそんな自分にもおどろきです。
姉も今闘病中なのに何度も病院へ差し入れに来てくれました。直ることだけが姉を安心させる事、そう信じ母の待つ部屋に年内中に必死で戻りました。手強い病と闘っている姉なのに朗らかできれいで・・・ながく理解できなかった時代もあった姉妹のそれぞれの切ないおもいが伝わり合う瞬間に涙がこぼれるのでした。
パリ組もクリスマスは私直伝レシピの鶏の丸焼きをフミチャンが作って友人たちを招いたそうです。何かが伝達されている・・そう思うと一層れしいのです。 パリで仕事がある喜びや、老母の食べ過ぎた!という言葉を聴く瞬間、なにもかも元どうりの暮らしがまた戻ることでしょう。たくさんの方々に心より感謝しつつ今年もありがとうございました。
来年もひねもすのたりのたりでまいります。