イチローと王監督
この所ニュースが余り無いな!・・・と思っていたイチローが一昨日の王(元)監督のドキュメンタリー「走りつづける人生」に出ていました。
しばし釘付けで見入る(笑)写真,写真。
いたずらっ子のような笑顔で王さんとの数年前の感動的勝利の「WBC」での出会いを語っていました。
その時の
「これ、言ってもいいのかな〜?」という表情で周りを気にしながら笑う表情が凄く良かった。
写してみたのだが、ファンが見た事も無い無垢な少年の表情なので一応それは名誉のために封印・・・
当初,意外にもイチローは選抜選手に選ばれたくは無かったのだそうです。日本現役時代に王さんはイチローを敬遠ばかりするので監督に良い印象を持ってはなかった!ハッキリ言って嫌いだった!
そう呟いた後に見せた笑顔が急に真顔になり、それからイチローの口から出る言葉は王さんへの敬愛の言葉で埋めつくされて行く・・
「普通、あれだけの地位と経験があれば人は何かしらん(ある臭さ)付いているモノだが、王さんは全くない、真っ白な人!其の事に本当に驚いた」と思い出すように目を閉じる。
王さんもイチローの当時の自己管理能力の凄さ、皆はホテル,イチローは自宅から通っていたが全員が球場に着く頃は、もう一汗かいて練習が終っている事、協調性,リーダーシップを素晴らしかったと述懐している。
優勝した後,王監督に「君のおかげだ」と声をかかられた時は本当に嬉しかった!と語るイチロー
その表情からは出会えたことで自分の中のイメージも大きく変わったことを何度も何度も反芻するような真剣な表情に戻っていました。
何を言いたいか?というと第一印象とか好き嫌いとかは常に表面的なこと、その事だけで判断してしまうとチャンスは勿論、大事な事も見えないまま、実に損失だね、という事です。
潔癖性過ぎの自分にも思い当たる事、多しなのでここに写真と共に記録しておきます。
ますます良い顔になっていくイチロー選手。