ユダヤの格言
ゆっくり寝ておきたら自分で作らないご飯を食べたい気分なのでヘルパーさんにおいしい和食弁当を買ってもらう手配と本を郵送するためのパッキング入り大型封筒を頼んで朝寝した。息子達に付き合って完徹したわけだし、で、起きてみたら頼んだお弁当じゃなく不味そうな「いなり寿司」がポツンとテーブルに乗っていた。何じゃ?と思う。まるっきり元気がなくなった。そうか土日はお店がお休みなんだった・・・近頃は小さい商店でもしっかり休む。
この私は?といえば土日が仕事・・・。味気ない粗末な食事をおお急ぎで済ませ仕事もおお急ぎで片付けて部屋へもどると、私のノートブックG4の側に息子が小学6年生頃に愛読していた「ユダヤジョーク集」「ユダヤ格言集」が2冊おいてあるのを発見。どうやら出がけに置いていったのだろう。表紙の内側に51年7月3日と購入したらしい日ずけと息子の名前がサインしてある。
なんだか笑えた。これは交通事故で入院していた頃にお見舞いで差し入れた本なのだ。何を考えていたんだろうか!?、この坊主の親である当時の私、いや母か?。早熟教育のおかげで明るいタフな男には育ちましたがね。なつかしや。興味深々の見出しがびっしり、この2冊で人間に必要なあらゆる善悪の情報が満載だが、今日の不発ご飯に碓当するような項目が目に飛びこんだ。
☆幸福を追うと、満足から遠ざからねばならない。
☆同じハムを食べるなら美味しく食べるほうがいい・・・
☆幸福から不幸へ変わるには一瞬しか必要ないが、不幸から幸福へ変わるためには永遠の時間が必要なこともある。
わ、自分へ手抜きするようでは、やっぱりダメということね。と冷蔵庫を開けて思案しながら数種の肴を作る。
鶏の水炊き、葱とレモンで
コンニャクのステーキ
アボガドと生タラコのディップ
プチトマトにヤギのチーズ、ブリーと黒パンにサワークリームと軽井沢のブルベリージャム!そしてティオペペを一杯だけグラスに。
(バクバク食し写真を忘れた。独りご飯写真も怖いものがあるし(笑)
そこへメールが
>無事に着いたよ!
>今日のパリはいい天気でした。
>1ヶ月いない間に陽が延びた。
>取り急ぎ報告まで。