2005/1/30 日曜日

猫のポシェットを頂いた夜・・・

Filed under: 日々雑感 — patra @ 23:18:55

6fb3df03.JPGとっても良い出来具合い。裏にベルト通しもデザインされててウエストポーチにもなります。チャックの内側も別布で袋縫い・・・感心する仕上がりです。
作っている方は障害をお持ちだそうですが・・・素晴らしい出来具合い。どんな方なのでしょう、御会いしたいなぁ。

そして「義経」を見る。

待望の滝沢君、残念ながら滑舌に多少の聞きにくさ有り(熱烈ファンの方お許しを・・・)、後白河法皇役の平幹二朗さんやナレーションの白石加代子さんが画面に出てきて喋ると流石に引き締まるから頼もしい。
この台詞をいかに聞き取りやすく喋るかは、役者志願の俳優でも至難だから、大河初出演の滝沢君だ、今後の成長を多いに期待したい。

一つだけ残念だった事は陰陽師の鬼一法眼(美輪明宏)のもとで、兵法の修行をする年令がもっと幼い頃の牛若、つまり子役の頃に設定すべきだったのでは?と思った。遮那王(滝沢君では)成長しすぎに思えたのだが・・・植えた植物の成長に併せ空中を飛ぶ練習を重ねる忍者修行、大人からでは遅い。「これほど早く会得するとは・・」という鬼一法眼の台詞上、やむ終えなかった設定だろうが、ここはシナリオの荒さか。毎回楽しみに見る老母の意見も一致していた。カラス天狗と修行の結果を競うあたりも、もっと滝沢君に派手に闘わせてみせたかった。そのほうが、待ってました!と大向こうから声がかかって効果的だったのでは?、と素人考えですけどね。

好きなシーンは沢山あるけど晴闘(晴耕と書くべきですが、敢て)?雨読、嵐の夜、居室にて中国古代の兵法書「六韜」を読むシーンで吹き込む風に教本の紙が舞うシーン。未来を暗示する2匹の白い蝶が舞うシーン。耽美を切り取るのがうまい黛りんたろうさんの本領が発揮されていて美しい。

高下駄を穿き乱闘する弁慶、来週は足元が大丈夫かしら?サンバで鍛えた技、期待します。
しかし物語りの展開が早いので見逃すわけにはいかない。英語の字幕などが、せめて土曜の再放送までに追加されれば新たな海外視聴者も見込めるのにNHKてば、残念なり、といつも思う隠居です。


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