台所で・・・
1日中じゅう、台所の鍋を磨いてました。
2000年に直した時は何も出て無かった台所が、とうとう鍋だらけです。老母が手に取り易いように、見やすいよう楽にしたらこんな風に・・・
でも汚れが目立つのが早いので月に何回か全部の鍋を磨くのです。
多分、世界で一番狭い台所だとおもう・・ここ奥行き1400、長さ2500センチの空間しかありません。
人が独り立ったら後ろは通れませぬ。カニ状になってやっと勝手口から外の通路へ出ることができます。
あまりの狭さに日々絶望的にはなりますが昭和の時代の規模のまんま。
が気を取り直して、頂いたお花は、さいごまで小さく切って台所の棚の・・・空き瓶に挿して飾ります。
こんな小さいお花を飾るだけで、あらゆる徒労を慰めてくれるようで楽しい。
渾沌の台所。
鍋をしまう事ができなくなったのは、日に日に老いてゆく母の背が又一段と縮んできたせいです。
一目瞭然、じゃないと不安らしいのです。
結局、私も行く道だから・・
永年の経験で兎に角お掃除が簡単で綺麗はホーロー素材がいちばん劣化しませんね。いつも拭きさえすれば新品にもどる。