2010/4/19 月曜日

骨がらみ似た者同士

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 0:35:07

CIMG6732CIMG6734ラムチョップ用の肉は近所のスーパーでは売ってません。後楽園のラクーアまで自転車でお使いに行って頂くのです。
これは息子が大好きな一皿で、彼がラムチョップを食べた後には、身を刮げ平らげた、きれいな骨しか残りません(笑)
昨日の電話の時にポルトガルへ休暇で行くといっていた息子達、心配したらキリが無いのでどうぞ!と伝える。何故電話をしてきたか?と言うと家族に病人(叔母に祖母)が居るのに旅行するのが、少々気が引けるという事らしい。
だって、どうせパリだし、離れているには変わりはない、ポルトガルの都会じゃない港町に暮らす青目からの招待なのだ。
現実問題としては、自分で運転してフランスからポルトガルまで車で行く体力も、もう今しか無いから・・とか何とか言って来た。
そう言ってパリへ留学し、遂には住んでしまった息子だ。好きに生きるがいいさ。
そこでラムチョップ
老母が喜んで平らげた、吃驚するくらい奇麗に骨だけ残したお皿を見て、ふふ、何だかね〜と思う。妙なところが似ています。
決して安全では無い国から国への旅行、昔、大学生の頃、夏休みに行ったヨーロッパの旅でスペインに行った息子はパリへ渡り其の侭留学してしまった。その時も電話1本だけだった。あっさりとしたものだ。また何時かスペインへ旅するだろうと、其の時、フッと思ったそうだから、嫁を連れて行けるのも、これがラストチャンスかも。
フランスに暮らしていても、ちゃんと両目で見てるのか分んない温い二人だけど・・・自分の経済で暮らしているのだ、文句は無い。
そう、そう、川崎和男先生のお母様は彼を常日頃、貴方は天才よ、と言い続けたそうよ!!と報告したら
『え!?、じゃ、家とはまるっきり反対じゃない!!?』
そう悪態をつく愚息ですからね、親が長生きしちゃ子は育たないのかも、と皮肉を言ってやりましたとも。。。似たようにしか生きられない親子3代ですがクールが好み。


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