自由主義者だったw
自分の立ち位置を分析したこともなかった、曖昧な私。
戸田さんの文章に触れて、ちょっと嬉しかった。
イタリアの思想家のマラテスタの解釈が、ブルトンの正義より共感できます。
『マラテスタは、ひと言で言えば、愛をすべてのものの上に置いた人です。愛って堅い言葉だけれど、イタリア語でアモーレ。連帯と言ってもいい。プルドンが言ったのは、自由と平等すなわち正義であると。マラテスタは、正義ということを言うと、一人ひとりが自分が正しいと思うから争いになる。正義というのはバランスをとろうとする行為で、その象徴は秤(はかり)だけれど、愛というのはもっとあげたいなあ、もっともっとあげたいなあ、という気持ちなんだ。僕はアナーキーの究極は愛だと思う、と言ったんです。自分のできることをして、必要なものもらうというのが愛のアナーキズムだと思うんですね。』