ジョバンニも喜ぶ
息子達の住んでいる地区はパリでも安全と言われていた6区で、とても便利な場所でした。が、お高い地区としても有名です。
息子達はパリで暮らす時、フランスの友人のご両親から1ルームの物件を借りられ、ラッキーと思っていましたが、何しろ1ルームです。
ベッドをソファーに、ソファーをベッドに直す日々が16年。お嫁さんがさぞかし大変だったと思われます。
いつも笑顔で頑張っていたフミちゃんです。
4年前にダメもとで日本の公団アパートのような障害者向けのバリアーフリーに応募していました。
それが当たったので目出度く引っ越しができます。
しかも今度も安全地区、便利なことは変わらないエリアです。
「トイレに住めるくらい広いよ」
そうメールに書いてありましたので、私まで嬉しい。しかも今までの1ルームより安い賃料で新築だそうです。
ずっと我慢して暮していたフミちゃんの笑顔が想像できます。
何もかも新しいので物入りらしい。お祝いに何が良いか?聞いても返事が相変わらず来ませんが!やっぱりゲンナマ?と思っています。
これでほぼ10年はパリ暮らしが伸びることでしょう。
叶うならば一生居たって良いとおもっています。
私は周りのスタッフさん達としっかり生きていきます。お守りジョバンニ・ソクラテスもいることだし・・・
本物のウサギのOJソクラテスが家にやって来たときから仕事に目覚め、どんな困難があっても今日まで生きて来たのだから強いものです。