14年ぶりの再会
やっぱりジョブス氏がお気に入り、記念写真を写しました。
初めて逢った時は19歳、今も童顔だがもう立派に大人な35歳になっている。
あぁ、今更ながら、時代の加速に驚いてしまいます。
今は3歳ともう直き1歳の坊やのお父さんで、まるで日本の宝のように美しい坊やを育てています。
先行者ゲームを弟さんと作ったり大学時代から時代を読み取る才覚にたけていた。
今もプログラミングの才能に長けた弟さんと名前こそかえて会社を作って悠々自適です。
かっての忙しさが終わり、ちょうど良い時間の空きに、父親として子育に参加出来る幸せを噛み締めているようだった。家族や坊やの写真を見せてもらったが、もう可愛さが半端ない、賢そうな瞳、日本の宝のような坊やに圧倒され、私はタダタダ「ありがとう〜素晴らしい」と感謝するばかりだった。
ずば抜けて賢い、だが人見知りも激しい青年は時代をシッカリ生き、なんと私と同じように小さい不動産を持ち、着実に暮らしていると知り嬉しくなった。
儲けを贅沢しない・・・流石な暮らし振りだった。
心配していたお母様も癌を克服し、今はお父様と楽しく元気にお暮らしだと聞いたのが一番の朗報だった。癌に勝つ人、負ける人の境界は何だろう?・・・ふと姉を思う。
シャンパンやワインを
「ぱとらさん,シャブリ好きだったから・・・」とテーブルにさり気なく載せてくれて「これ子供に読んであげた中で、特に気に入ったからどうぞ・・・」と綺麗に包装された童話を2冊プレゼントしてくれました。
夕方には代々木の事務所に戻るので!と帰っていきました。9時には寝て朝5時起きだそうです。
童話を早速読んでみました。
涙が出そうになる優しい優しいお話だった。
考えたら昔、19歳の彼にどれだけ沢山の事を学んだ私でしょうか・・・
暖かいもので胸が一杯になりました。
今は閑だという彼の落ち着いた目の奥に、何事にも動じないけれど穏やかな光を見ました。
私の目に狂いは無かった・・・
もっと遥かに予想を越えていた嬉しい再会でした。
彼が父親・・・その事に感謝したい気持ちで一杯だった。