若過ぎる死・・・
ゲームクリエーターの飯野賢治さんは、前にも書いた「息子へ」という童話仕立ての原発につぃての素晴らしい本をだされています。
私がtwitterを始めたばかりの頃、トンチンカンな私のコメントにも『?』とか『え?』とかでも必ず反応してくださるのが嬉しくて熱心にフォローしては彼の呟きを読んでいたものです。
追っていくうちに共通のお友達も出来、中々楽しかったです。
FBに移行してからはiPhoneの文字が小さいこともあるのと、呟くというのがホボ自分には向いていないので疎遠にはなりましたが・・・
けれど3年前の熱心な読者の頃は、ていの良い追っかけでしょうかw飯野さんの呟きからほぼ信者ですね。彼のユーストリームで展開してくれる音楽ライブ等、本当に楽しかった。
彼がtWitterの本社へ出張する前後、ひとつだけ懸念が出て来ました。
それは健康です。忙しい合間にご自分のお子さんのお守りや勉強のアドヴァイス等、本当に素敵なお父さんぶりでは或るものの、とても疲労している様子が感じとれました。
公表されている年月日で調べますと、とても危険な状態でした。
追っかけでお友達になった若い女子が彼に逢うというので、私が伝言を託しました。「まだ坊やが小さいのだから呉々も健康に注意してください、睡眠少な過ぎ、肉食し過ぎです。」
御節介でも伝えずにはいれれませんでした。運命の糸が切れかかっていたからです。
その伝言が伝わったか「ありがとう」というDMでした。
その3日目あたりで飯野さんはラジオ出演の直前、食事中に倒れ、緊急搬送されたのでした。あぁ!と思いました。
幸いその時は無事に復活しました。本人も「もう駄目か」とまで思ったそうです。
果物や野菜のお食事らしき写真も見て安心したものです。
「ノルエイズ」という音楽ユニットで素晴らしいコピ-バンドを結成し、とても楽しそうでした。
FBのリクエストに「そのうちね・・・」というお返事だけでリクエストは受けてもらえませんでしたから疎遠になっていた昨日20日、突然の訃報が飛び込んできました。前と同じ心不全です。今度は自宅で亡くなったそうです。
最近は全く飯野さんのtwitterは読んでいませんでした。
まだたったの42歳でした。
厄年です。無念でした。あの途切れそうだった運命の糸は3年の猶予があっただけでした。
脳裏に坊やの写真をアップしたり「息子へ」に書かれた優しい男親の姿しか思い浮かびません。
才能ある人を神はなぜも無惨にうばうのでしょうか?
生活習慣病の典型でした。机に座った侭の作業が多い息子の事が心配になりました。心臓は歩く事で鍛えられるからですが、出来ない我々はせめて足踏みをしようと思う・・・
「あら、めずらしく黒い服!」とマッサージに来てくれた看護師さんが声をあげました。
喪服のつもりで黒にしました。心ばかりのご供養をさせていただきました。合掌。