緑化フェアの恐ろしい計画。
都市計画の一環として、と銘うった「緑化フェア」が全国展開されているそうだが、今度はその企画が池之端の蓮池で行われるらしい。
ここ何日か池の蓮が無惨に切られ水路のようなものが出来はじめた。
え!何?と言う残酷な感じ・・・せっかく綺麗な葉で覆われた蓮池に何事が起こったのか?と恩賜公園の管理事務所に問い合わせて計画が分った。
上野公園では詳細は分らないのでと東武公園の緑化フェア推進課?の担当石塚氏に電話を回された。
緑化推進フェアという名の下に水路を作る為に見事な茂みを破壊しオブジェを作る計画だそうだ。
作家の名前も聴いたので当人のHPを視てみたら計画の図面が載っていた。吹き出すような人工的な計画図がこれです。池田一作品「不忍・緑・5景」だそうな。
陳腐なり。
小賢しい、何が緑化フェア?というようなプランだった。
こんな事の計画に都民の税金を掛けて自然をないがしろにする人工的催しで「悦」に要ってる輩は実に許し難い。
国のやることのクダラナさは相当なものだが、この美しい蓮池を4本のかっこうわるい線でぶった切り水路に飾るオブジェのためです。と言われても俄に納得がいかない。
東京オリンピック招致の計画にしても、断言しても良いが、才能と知性のある優れた人選に辿りつけた試しが無いのが国の仕事だ。
9/28日から蓮池は凡そ芸術とは遠い「お為ごかしのオブジェで下らなく汚されてしまうのか・・・と甚だ不満である。
上からの景観の見事さで選んだ住居なのに上から眺めもしない頭でっかちな計画図に猛抗議しました。一体こうしたイベントは誰の為なのだ?住民の為では決して無い。
自然の景観をないがしろにした、無意味なイベントだけでも取り止めれば、おぞましい赤字国家の財政への、多少の見直しになる筈である。
まさか?と思ったがこんなイベントを長々、俯瞰で見せられる事になるとは不愉快千万。赤い月の嫌な予感が・・・的中だった。
国民に知らされない様々な無駄がこうして深く進行しているのかと思ったら恐ろしかった。
子供達(忍ケ丘中)まで環境汚染に巻き込んでいる・・・
付け加えるならば・・・
もし私が環境大臣であったり緑化推進フェアの長だったならば、今期の予算総てを福島周辺、被災地支援の一環として寄付する提案なり英断をとうだろう。今の日本に最も大事な事の何か?を考えたらPRなどに一銭たりとも税金を使わないで「真の国への緑化」に最善をつくすだろう・・・