綺麗なハンカチーフのプレゼント
永年女性をやって来たが、ハンカチといえばローンかせいぜいスワトウの刺繍。第一一度も男性から贈られたことなど無い隠居に、昔の友人が見事な小花の刺繍を下さった。実に綺麗、使うのが勿体無いくらい。
エンボスの薔薇の封筒セットには参った。この美しい封筒に、私の男性的な文字がのったところを想像してしまう。これも勿体無くてつかえない。すっかりつけなくなったシャネル5番
私の好きなワイン・・・泣けてくる。
「お土産,何がよいですか?」と聞かれたので「大きい梨」と冗談に答えたら宅配便で届いたのに、ダンディな友人はさらに袋からまるでサンタさんのようにプレゼントを取り出して並べてくださる・・・
もうずっと忘れていた感覚に慌てて首を振る、いかん(笑)おちつけ。
冷蔵庫には梨と一緒に贈られた加島屋の珍味が一杯。
鶴屋吉信の和菓子も頂いたのでお茶を淹れて味わった。
お礼だと言われたが、遠い昔、確かに幸せになって欲しいと祈ってあげた。こんな型で戻ってくることが、また人生は不思議だった。