ノレソレ宴会
大昔から知っているので姉弟のようなものだが、やんちゃで頑丈だった青年もついに還暦、仕事しながらの闘病生活である。前向きに頑張る姿にえらいね〜と言うと「元々駄目なんだから頑張るしかないでしょ」と屈託ない。自分の病気を知るためにあらゆる本を読み、徹底的に食事療法で血糖値を下げているらしいが病院の医者が驚くくらい血糖値を下げる食事を自分で作っている。糖尿で癌という普通ならば落ち込む状況をしっかりと受け止め頑張る姿は明るかった。
野菜メイン、お寿司なしの刺身とおつまみの食卓を見て「これなら大丈夫」と喜んでくれました。
ウイスキーなら飲める・・・というので17年物を出したのだが、本当の友情は心を鬼にしてウーロン茶にすれば良いのだろうが、もう,久しぶりが楽しく盛り上がってしまう。
適度に遣りたいことを、という生き方しか、もう我々は今後ないのだろう。何をどう我慢してもどのみち何時かは終る。
秋にまた手術と聞いてその勇気に声援を贈るだけだ・・・
米粒なしの刺身とおつまみに土佐の「のれそれ」という珍味がとても美味しかった。透きとうる身は穴子の稚魚だそうだ。京都の葛切りのようなツルツルした食感に驚く、我々には初体験だった。
良いしっかりしたマネージャーさんが付いてくれて居るので安心だった。お土産がまた素晴らしい北海道の滅多に手に入らない水ダコ、イクラ、鮭のハラミの干したのとかこれも珍味の集結で、凄すぎで。
フミちゃんが明日、里帰りと聞いて冷凍パックに、どっさり入れて持って来てくれたのです。相変わらず良く気がつく。
彼は息子の師匠でもある。世間で仕事ができるようになるポイントをしっかりと教えてくれた恩人でもある。
神妙に話を聞く息子夫婦だった。