いのち・・・
大テーブルの下、一番涼しい風が抜けて行く所に我がチップが寝ています。暗い目です。
むかし息子が交通事故に遭遇した時も、誰よりも先きにお声をかけて慰めてくださった優しく美しい方です。
帽子デザイナーだった頃よりお世話になっていました。
クニエダさんはカメラマンのご主人や、息子さんを続けて亡くされています。晩年の一人暮らしに
お手紙出そう、出そうと思いながら2度の骨折騒ぎでうやむやになっていましたのが悔やまれます。去年までは非常にお元気だったという事がせめてもの慰めです。こころからご冥福をお祈りします。
享年79才。後10年・・・。1日も無駄はできない、さらに教訓をいただいた日です。
先日セントルイスの友人が私の車椅子での一人暮らしを心配してくれましたが、週3回のヘルパーさん、訪問看護師さん,ケアマネジャーさんが来てくれています。
月に1度は訪問医師も見えます。と伝えると「それは心強いわね〜」と日本の介護システムを感心していました。
万一倒れても、発見が遅れるという事は無いのです。応答が無い場合、セキュリティーシステムに鍵も預けてあります。
来年は70ですから、老後をいかに迎えるか!の想定内のあらゆる覚悟は出来ているつもりです。
必ず尽きるいのちの事を充分に考えておくのは大切な嗜みです・・・・