修行は気迫
何もかも自己流なのだが、やっと紅茶を美味しくいれられるようになったのに、未だにコーヒーを美味しく煎れられないのです。
コーヒーは我が人生に存在しなかった。
が息子の嫁さんは相当に上手だ。此の前の帰国時に煎れてもらったコーヒーは媚薬のように脳裏にチラ付く!
なんといってもこのお方のお弟子さんになったからですが・・・笑。
其れ以来全然気にもしなかったのだが、あれだけ美味しくなるものを上手に煎れられないのは相当に損失だな・・・何の?ってもちろん人生の!
それは大袈裟だけど努力が実るって生半可の修行では辿り着けないのだが、写真家の十文字美信さんの珈琲に対する美意識がついには神に認められる領域にまで辿り着いたのです。
凄い人は何をやらせても神髄を極めちゃうのですね。というより極めずには居られないのでしょう。
去年から何度も珈琲の事を書かれていたのです。恐ろしいまでの気迫でした。畏れ入ってブログを読みました。
凡庸なる隠居、溜息とともに我がコーヒ−人生は終わり、また紅茶に戻ります。
十文字美信氏がオーナーのお店です。