【六中観】
忙中閑(かん)有り
忙中に掴(つか)んだものこそ本物の閑である。
苦中楽有り
苦中に掴んだ楽こそ本当の楽である。
死中活有り
身を棄(す)ててこそ浮ぶ瀬もあれ。
壺中(こちゅう)天有り
どんな境涯でも自分だけの内面世界は作れる。
どんな壺中の天を持つか。
意中人有り
心中に尊敬する人、相ゆるす人物を持つ。
腹中書有り
身心を養い、経綸(けいりん)に役立つ学問をする。
私は平生窃(へいぜいひそ)かに
此(こ)の観をなして、
如何(いか)なる場合も決して絶望したり、
仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。
実に言い当てていますね!君子(紳士)にならなければいけない。女子であっても気構えは同じ・・・勉強させて頂いてます。