2011/1/30 日曜日

【六中観】

Filed under: 未分類 — patra @ 9:44:32

忙中閑(かん)有り
 忙中に掴(つか)んだものこそ本物の閑である。

苦中楽有り
 苦中に掴んだ楽こそ本当の楽である。

死中活有り
 身を棄(す)ててこそ浮ぶ瀬もあれ。

壺中(こちゅう)天有り
 どんな境涯でも自分だけの内面世界は作れる。
 どんな壺中の天を持つか。

意中人有り
 心中に尊敬する人、相ゆるす人物を持つ。

腹中書有り
 身心を養い、経綸(けいりん)に役立つ学問をする。

私は平生窃(へいぜいひそ)かに
此(こ)の観をなして、
如何(いか)なる場合も決して絶望したり、
仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。

『安岡正篤 一日一言』より(致知出版社刊)


 実に言い当てていますね!君子(紳士)にならなければいけない。女子であっても気構えは同じ・・・勉強させて頂いてます。


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