良き夜に・・・
老人に過酷かな?と思った猛暑も、今まで過去に過ごして来た方法の氷とアイスノン、塩を少し多めの食事等で様子をみたら母、元気になりました。DMで、私のがんばりを励まして下さる方も居たりでとても心強く嬉しかった。
老人の病院事情は非常に困難に成って来ています。昔のようにはいきません。救急で運ばれる急性期の病気は目安がつけば大体3ヶ月くらいで他へ移らなければなりません。脳梗塞等、その後のリハビリが必要でも受け入れてくれる病院は3ヶ月まで、老人医療施設「老健」も同じ・・・この老健の仕組みは療養型では無いので万一命に関わる時は提携する老人病院へ行かなくてはなりません。個室であれば直ぐ受け入れてもらえる療養型老人病院の経営事情が真にアカラサマな東京です。
我々家族は常に老人を受け入れてくれる療養型施設を探さなければならない不安が付きまといます。
私が親と暮らす決意をしたのも、あらゆる施設を調べた結果、母にも娘にも完全に満足する仕組みが見つからなかったからです。
有料老人ホームに入れる資産が無いのはもちろんですが、どんなに良い施設でも家でワイワイ言い合ってでも普通に暮らす事より良い結果が得られるとは思えなかったからですが・・・
一緒に暮らすことで、母は65才から様々な病気を克服し、病院から受けてしまった医療ミスにも係わらず
92才で未だ元気に闘っています。昔だったら当たり前の方法、家族と一緒という原始的な方法ですが・・・
訪問看護、訪問医療、家事援助という一昔では考えられない良い制度も出来ています。
日本人の昔から培った「自主、自立」と言う自己完結能力も活かしながら臨機応変にやっていこうと思います。
母が
「おいしかったわ〜。まるで胃なんか何処も悪く無いみたい」と喜ぶ日。
しかし手強いのは癌ですからね、油断せずに受け入れて行くしか無い・・・がんばりましょう。