2009/11/27 金曜日

畜養のマグロ?

Filed under: 人物,料理,時代 — patra @ 21:21:54

CIMG5176CIMG5184CIMG5177CIMG5179昨日と打って変わって食欲のある母にお粥さんと好きなホタテと胡瓜の酢の物,私用のマグロを分けて夕食。量を少なめにしたせいか完食でした。今日の鮪が、又実に美味しいので嬉しくなった。色も良い。これってポルトガルの畜養マグロかしらん?どこの海から来るか?なんて大間以外に考えた事もなく、うまいの不味いのと食べていましたが、まさか遠いポルトガルでマグロの産卵後の成魚を巨大な網?の囲いの中、孟スピードの速さで泳がせては育てている畜養を、昔なじみのご亭主殿が携わっているとは知らなかった。今回、捕獲量規制でマグロを育てるのも大変になるのだろうか?とちょっと心配。少し前、マグロが絶滅する、と散々言われた時代があったが、回転寿司は盛んで、こうして新鮮なマグロを安く食べられるのも世界に散って日本の台所を潤すべく努力してくれている漁業関係者が居るお陰なんだな〜!とシミジミする。このマグロの畜養にしろ、当初は誰も成功するとは考えなかった方法だが、地道な研究の成果にはちがいない。仮に農水省の研究部門に、もしも今の仕分け人が入って「漁獲量と設備とのバランスがわるい・・」とか「成果が見えない」「サメに網が破られる恐れがある」などと判定されてたら畜養という発想も途中挫折していたかもしれないから民間漁業会社の努力で良かった。育つ・・・という分野のレベルは一刀両断の仕分けは難しいのだろう。見極める眼力は何処で誰が育てるのだろうか?人材が問われる時代だ。

訂正
私の良く調べないで書いた畜養の話の稚魚は間違いでした。とお知らせメールが届きました。しかも乱獲はせずに網に入ってきのだけを・・・ポルトガルではとても自然な状態で育てているという事にも感動しました。
<マグロの蓄養の話・・・新聞など、よく調べずに思い込みで
書くものだから・・・情けないことですが・・・捕まえるのは
稚魚ではありません。
マグロの蓄養は、本来は、産卵を終えた痩せた成魚を捕まえ、
餌を与え、脂をのせる・・・のです。>

<ポルトガルは、マグロは捕らず、網に入ってきたものだけを
飼っているので、少量です。餌は定置網で捕れた新鮮な魚を
与えているので、ほぼ、自然に近いのです。

しかし、地中海では規制があるのに、守られていません。
ものすごい量のマグロが捕られているようです。

これから、若い人が、なにをどうやって食べていくのか、とても心配に
なることがあります。>

思い込みだけで書くのはいけない事、と大いに反省しました。11/28


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