手に負えない事をやる。
プロフェッショナル,今回は孤高の漫画家井上雄彦さんだ。スラムダンク10day’s afterでさとなおさんがブログで紹介するまで全く知らない作家だった、これは世代ロスで仕方がない。42才、今夜はじめてマジマジと尊顔を拝し、修験者のような風貌は、やはり道を極めている人独特の良いお顔だなと思う。絵の巧さは凄過ぎ,一体あの完璧なデッサン力はどこから来るのか?多少絵を描く私には神業としか思えない。良く仏師が木の中に居る仏さんを、ただ彫りおこすだけ・・・と謙虚に話すが、描き直しを一切しない井上さんも紙の上に浮かんでくる人物を凝視し迎えにいっているのだろうか?しかも筆で!!・・・・印象的な言葉は沢山あったけれど・・・「手に負えないことをやる」なるほどな〜。「自分の内側を掘って掘っていくと根っこしか残らない」やっぱり修験者なんだ。つくづく感心してしまった。謎だったスラムダンク、自分がバスケットに精通していなければあそこまで動きを描けないのでは・・・という隠居の疑問,解決しました。(笑)やはり今でもボールを持つバスケット少年だったのですね。
描かれる絵は自分に似ると良く言われるが、そんな気がやはりしました。
←井上さんが奇麗すぎた出来、と言った武蔵・・・の自嘲っぽい笑み。