行動と食べ物の因果関係
昨日のAD/HDについて色々と読むと中々面白い。脳の伝達物質についてはそう簡単に解き明かせないのだろう。さまざまな個性に彩られている彼、彼女達は得意、不得意、興味有り、無しがとにかく他より極端であるが押し並べて似てるのが整理整頓が苦手・・・と言うことらしい。天才が多いという事も解ったが母に関して言えば凡庸も凡庸な取り柄無し「どう整理して良いか解らないのよ」が口癖だった。単なる怠けモノだとばかり思っていたが本当に本人は苦しかったのだろう。
しかし今や克服しつつあり90過ぎにして全く惚けが無い。電話の受け答えなんか知らない人は母を60代くらいに思うほど若々しい華やいだ声をしている。だが、理解力には欠けてるのでトンチンカンな反応になるので、まあ、それが愛嬌となり憎めないキャラクターを形成しています。
この障害は甘いものを極端に好むのも共通らしい 。というわけでその甘味だが母はお菓子やアイスクリームに目がなかった。私の管理下で暮らすようになってからは甘味の滅茶喰いもなくなり落ち着き払ったような老人に見えるので研究がもっと進むと面白いかな。で、お八つにマンゴーと栗のモンブランならぬ”モンゴ−・マンブラン
を試食させてあげました。ぺろりと平らげてからにんまり笑い「三つくらい食べられる」と宣う老母。
何に於いても極端な反応は要注意と言う事ね、中庸いのち・・・。