差し戻し階段リフト
この椅子は登り切った所でくるっと45度〜90度回転し、身体を安全な踊り場に向け手摺につかまって降りるのだが、上から降りる時には元の正位置(階段に横に並ぶ)に戻るまで椅子の両脇にある小さいレバーを押しながらもう一方の手と足に力を入れ回転させないとブレーキが作動し動かないしくみ、その回転が出来にくい構造なのだ。さっそく検討してはくれるらしいが・・・今はなんとも言えない。障害者にはブレーキは大切!しかも安全な使い勝手がいちばんなのだが、これは落第。車の車庫入れのような音声で一々ナビゲーションする女性の声もうるさい。そんな機能を付けるより少しの力で回転したり,ブレーキが軽くしかも使いやすい場所にある事、という工夫の方が遥かに重要なのに”ベルトを閉めて下さい”と一々煩い。思うに福祉器具の仕様は自立優先ではなく,介護するべき第三者の助けが当然あるもの・・・そんな前提で一手間が係るような設計が実に多い。テスト試乗した老母は私とは違い筋肉の病気は全くないので辛うじてリフトを回転させたようだが,ピッタリ正しい位置までには中々戻せず業者さんの女性に助けてもらって回転させていた。人が側に居ない場合に万一不具合が生じたら、やっぱり上から降りられずに往生してしまう危険をじゅうぶん孕んでいる。常に自立のための補助器具が欲しいのに、この、介護者が必ず側につく想定の器械開発は、実は常々かえって危険だと思っている。一人で安全に使えなくては意味がない。ケアネットの人々は福祉器具,商品に関し不勉強すぎる事が多い。いままで推薦されたモノで満足な道具は昔からある鈎のついた便利棒くらいなんだから・・・いやになる。肩の位置より後ろ手の解り難い堅い小さいレバーを引きっぱなしにしつつ(手を離さないまま)もう片方の手で手摺を押し,足で床を蹴る!そんなことが容易い人は階段リフトなんてソモソモ必要ないかも。家の他のリフト2機種のブレーキはグリップが丸く大きく,回転は捻るだけでスムーズだったので夢にも想像しなかったミスでした。月光日光菩薩を見ようとがんばっていたのに疲れ過ぎて,ヘトヘト。
patraさん、お久しぶりです~。
私には分らないことですが、この階段を昇り降りするのですから使いやすさを考えて欲しいですよね。
これが3台あるとは大きな家なのですね。すごい!(野次馬なおばちゃんです、笑)
↓相変わらず素晴らしい料理のアイディア、脱帽・・・
コメント by sakura — 2008/4/29 火曜日 @ 21:53:55
sakuraさん♪
シアトルへ行ってらしたのですよね?おかえりなさい。
息子から、きっと工夫してうまくできるようになるでしょ・・と言ってきました。いえいえ、誤解のないように(笑)不便な造りの家に住む運命なだけ大きい家ではありません。エレベーターが無いせいで3基も,トホホ。
業者さんの開発部でも何か考えてくれるようなのです。私のように手の力が無い人でも、ふつうは介護者がいるので何もクレームがなかったらしいです。目下,握力の練習も追加してます♪。
コメント by patra — 2008/4/29 火曜日 @ 23:44:56