亡くなった父の両親の暮らしていた明治時代、すき焼きを牛鍋と呼んでいたが、下町浅草では洋食も盛んに食べられていたのだろう・・祖母は何より洋食を好んだ人。そのせいか父も日本酒しか飲まないわりには洋食が好き。付け合わせやソースに煩い人で手を抜くと食事の最後まで文句をタラタラ・・言っていた。しかし母は料理嫌いだったので私が嫁に行く前まで、食事中は、ねんじゅう父の小言を聞いていたような気がする。晩年一緒に暮らすようになり台所を預かるようになった時、煩く言われるのが嫌で記憶の中の父の好みを忠実に守ってみた。其の方が遥かに簡単で楽。第一,気にいったお惣菜の出た時は懐からお祝儀を出し、たった千円だけど「ゴッツォ〜サン」と労を労ってくれる粋人だった。たとえば海老フライも父は大好きだったが、ただのソースだけでは叱られた。タマネギの微塵切りとゆで卵の微塵切りにマヨネーズとブルドッグソースでタルタルソースを作らないといけない。明治生まれの少年の舌に、このタルタルソースは文明開化の味として染込んでいたのだろうか。必ずタルタルソースを所望したのだが、面倒くさがりの母は聞き流しては何度も叱られていた。今夜も自分のサッサとカラッポにしたお皿にメンチを追加で乗せ「ムフフン」と笑ってみせる母は食べるだけの人。 流儀というのは受け継がれると、これが中々文化的、は大袈裟だけど、海老フライに最も似合うソースだと実感できる。キャベツの千切りは昼間に母が切って水に晒してパリとさせてくれたので,今風にブロッコリースプラウトを混ぜてみたら青臭かった。仕方が無いのでブルドッグソースを父そっくりにジャブジャブ・・・<生前,ソースをかけすぎる!と 文句を言ったら、殿、怒っていたっけな〜>
このカップは深く安定しているので最近、いつも色々なソースを混ぜるのに重宝してます。若い友人のイラストレータの絵入りを本人から頂いたのです。
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お誕生日おめでとうございます。風君❤️今年も頑張って描きました❣️文字間違いばかりの81歳ですが,風君へ寄せる愛は,若い人にまけません。マジックペンで一気描きしました。この風君❤️が好き#fujiikaze#祝26歳お誕生日#藤井風応援隊 pic.twitter.com/jfC6llVJep— patra ichida (@innkyo) June 13, 2023
お誕生日おめでとうございます。風君❤️今年も頑張って描きました❣️文字間違いばかりの81歳ですが,風君へ寄せる愛は,若い人にまけません。マジックペンで一気描きしました。この風君❤️が好き#fujiikaze#祝26歳お誕生日#藤井風応援隊 pic.twitter.com/jfC6llVJep
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