病気は自分で治す
病気は自分で治す 免疫学101の処方箋
免疫学101の処方箋と副題のついた安保徹先生の本。一度手にとって読んでみてほしい。私は病院嫌いで家族でも有名なのですが、だから健康に留意していないか?と問われれば大事にしていることは気持ちです、と答えています。気持ちを優先するということは良い気分を取り込むこと・・それが免疫力がもっとも高まることで=病気になりにくい精神の安定を手にいれることができるのだと信じていました。
そんな自己流の考えを医学的見地から分かり易く解説してくださる本です。
ただ簡単にいかないのが人間の脳のしくみ・・糖分(グリコーゲン)のみが脳の栄養素になると信じられ甘い物をやたらに摂取する若者が多い昨今、この本ではお塩が不足すると脳が老化(痴呆)するとあり感性の発達は塩味から・・の持論を持つ私には嬉しい展開です。糖分はお菓子などで採る必要がないこと等が書かれてあります。癌体質に糖分は良くないのですが脳の栄養素は糖分だけです。ハテ?
つまり塩梅(あんばい)のことを言っているのですね。今年冬の不調も低体温のせいでした。生活のリズムが偏っていれば体調に響くのに決まっています。
生活に良い塩梅(バランス)を取り込むことを分かり易く示唆してくれる本です。まず読んでみてほしい。
電磁派の害についても書かれています。歯の詰め物アマルガム、インプラントに使うチタンなどが電磁派を受け止めるアンテナになってしまうこと。過度の頭痛に悩まされる時はアルミ箔など工夫し避雷針のごときアンテナを利用することもたいせつだと思いました。病気環境も変化している社会です。