2006/6/13 火曜日

老人とジャガ芋のパンケーキと、サッカー

Filed under: 家族,料理 — patra @ 0:18:11

夕方元気にショートステイから戻って来た母に話を聞くと、今回参加していた老人の最高齢者は102歳の全く惚けていない殿方がいらしたそうです。
むしろ60代?70代の女性に若年性惚けが多くみられたとか。

ドイツにちなんでジャガ芋料理を作っておいたら,センターの食事は薄味どころか味が全く無く、野菜も全部細かく切ってあるので一体何を食べているのか分からない味だった・・・とかで多いに喜ばれました。
お昼にすき焼きが出たので鶏は明日食べるという事でしたので

パンケーキランチ

ジャガ芋のパンケーキ

リンゴマンゴーとヨーグルト

ジャガ芋のパンケーキジャガ芋のパンケーキ、といっても私の夜食をおばあちゃんにお裾分けしました
ジャガ芋の擦りおろしにタマネギの擦りおろし,卵1個にアーモンドパウダーを混ぜた美容食です。こんがりきつね色に焼いて・・夜中まで起きてサッカーを観るつもりだったので軽食です。

なぜ急にショートステイに行くことになったのかは私と母のテストだったのです。丁度空きが有ったのですが今まで同居以来30年間離れて暮らしたことが無い我々、最近、煮詰まり過ぎ、まだ元気なうちにシュミレーションして関係を見つめ直そうとしたのです。

ショートステイの殆どは家族が旅行などで留守の人らしい。素晴らしい設備の館の最上階は展望風呂・・・スタッフは皆優しく徘徊に近い老人にも全員根気よく対応して「貴女みたいにすぐ怒らないから素晴らしい!」としっかり皮肉を言われてしまいました。

夜中に居場所の分からなくなった人が「帰る!」と騒いだりで寝付かれなかったらしいけど・・。
「私もいずれああなるのかしら?」と母が職員の方達に嘆くと「大丈夫ですよ、89歳でそれだけしっかりしてるのなら」と保証してくださったそうです。母が2階にあがってから老人と暮らすことでちょっと疲れ気味の自分の方が真面目なだけに危ないぞ!!と本気で考えこんでしまう。

気を取り直し28、3℃といういきなり真夏時間のドイツ,カイザ−ス??テルンの日本初戦を観る。先制点と川口の完璧な守備に気を良くし最高に盛り上がる・・が、しかし油断というか慢心というか川口が攻撃に出た瞬間の隙をつかれ同点、絶叫もむなしく立て続けに点を取られ3対1でマサカの負けに虚脱しました。

チャンスに得点できない日本選手,何度も言うが祈る心が足らない・・・。
帰りの道中をさぞ落胆しているであろう息子とフミちゃんの無事を、とにかく祈りました。


  1. 無事にパリに戻ったのでご安心あれ。
    そりゃあ落胆はしたけどさ。
    隣の席のオーストラリアの老夫婦とは握手で健闘を讃え合ったよ。
    旅は道連れでスタジアムで知人と合流して一緒に帰りました。

    そうそう、おばあちゃんは昔から忘れっぽいだけで全然惚けてないよね。
    おじいちゃんも惚けなかったし・・・僕も見習って惚けずに歳とりたいものです。

    コメント by kyo — 2006/6/13 火曜日 @ 7:37:28

  2. おぉ〜無事にご帰還ですか!
    しかし残念だったさいごの9分間でしたね。川口が素晴らしい働きだっただけに彼のために泣きました。
    でも諦めない良い闘いだったオーストラリア、あのサポータの貸し切り列車も徹底してて凄い国をあげての対応だったし・・・

    脳を活かすにはやはり読書も食べ物以上に大事らしいので君ももっと本を読みなさい(笑)しかし忙しすぎ・・・
    お爺ちゃんもお婆ちゃんも考えると見事な老人だと思いました。びしびし厳しすぎて悪かったなぁ(反省)
    針金ハンガーで私が作ったズボン用ひっかけ用具をセンターの人に誉められたそうです。ちょっと得意♪

    コメント by patra — 2006/6/13 火曜日 @ 10:56:32

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