ヴァンパイア・・父親業になる
デイヴィッド・ソズノウスキ著、金原瑞人、大谷真弓訳・求龍堂・1890円
きのうは母に振り回されて1日不愉快だった。
考えてみれば大昔からよく嘘をついて映画をみに行ってしまうので父が激怒していたっけ・・
母に何故黙って行くの?と聞くと「反対されるのが否だから」と答えます。叱られるのが否で嘘をつくらしい。子供時代からの哀しい習性?
(幼児に厳しく叱ると嘘つくようになりますのでしてはいけません)
でも来年には90になろう老人が家の者に行き先を言わず、帰る時間を言わずに出かけたとは一緒に行った親戚の叔母達さえ寝耳に水だったろう。病院へ行ったとばかり信じていた私だ。
こんな不良婆さんは言う事を聞かないので放って置いたら、豆大福とお豆腐に小豆の餡を載せて無気味な食事をしてました。ぎゃ!
「小豆とお豆腐が良いんですってよ〜簡単だし」ケロっとしてます。
どうりでこのごろお豆腐のパックがすぐ行方不明だったわけだ。
一億人が健康指向で変な嗜好になるのも時間の問題かしら・・・
もう負けていられない、この変な生命力強固な生き物と共存するには対策がもっともっと必要だな?
今、ニューヨークで大評判のヴァンパイアが父親になる話大吸血時代
でユーモア力をつけなきゃ・・真面目な私はとってもやっていけませぬ。
え、どっちが吸血鬼?それは聞かないで。イスズのように可愛く甘え上手ではない老人のお守はたいへんなのよね、どっちにしても。
世界中がヴァンパイア時代になる近未来、彼等は捕獲者から消費者へ・・と変貌した。生きた人間の血を吸えるのは金持ちだけで、庶民はスーパでパック入りの人工血液を購入するしかない。
食育とか・・老、老介護社会に何か通じるように想うのは私だけ?
僕が思うにこの本の表紙..イスズちゃん
ちょっと平ペったいお顔、家のお婆ちゃんに似てるような・・・
コメント by jovanni — 2006/4/20 木曜日 @ 23:16:36