半兵衛はやっぱり素敵
昨日の「功名が辻」は丸に三つ葉柏の旗印が千代の手で作られたシーンが同じ紋を持つ家として魅力的でしたが布選びに少し疑問(笑)千代紙が千代の裁縫による切りばめ小紋から来ているらしい事にも納得。
が興味はやはり半兵衛・・何と濡れ縁で菜の花を活けていらっしゃるシーン。
あの戦国の時代に花を活ける殿方の心情も実に良いものでした。
筒井君は声が良い、視線の穏やかな中に「切れ」が有る。と、もうベタ誉め。実は全く知らなかったのだが筒井道隆さんの父上は御本も出されている有名な武道家だと聞き、なるほど!と納得しました。
ふんわりと役に向う姿勢の何とも言えない静な受け身具合、相手役の呼吸の邪魔に成らない程度の気の込め方にあの若さでほぼ「達人」の域が感じられ、貴重な役者だな〜と予々想っていましたが武道家「気練」の道場主がお父上ならば武士道の極意「自然体」「気」会得なさっていても不思議は無い!。
どんな子育てをなさったのか父上の本 、是非読んでみたいと思いました。