糠床の仕舞方
三月頃から試し漬けをして慣らしはじめ夏中大活躍した40年物の糠床を 冬眠させます。
いつもより早く仕舞うのでちょっと心配だけど、それは家族が少なくなったからです。
糠をお米やさんから届けてもらいフライパンでしっかり炒ります。弱火で気長・・・
糠床を良くかき混ぜて古い野菜クズを徹底的にさらいます。
生姜も赤い唐辛子も古いのは捨てて炒り糠が冷めたらポロポロになるまで入れて混ぜる。
和芥子の粉もたっぷり加えてかき混ぜる。
桶の回りを綺麗に拭いてお酢を湿らせた布でも一度丁寧に拭く・・
綺麗なガーゼかサラシを糠の上にピッタリと敷いてその上からお塩をタップリ撒いておく。
蓋はお酢で裏も表も拭いて置くこと。上に重しの煉瓦かお水のペットボトルを載せて空気を遮断。
運んでもらう人手が来る明日までに・・と大急ぎで始末しました。
春まで忘れる。
春になったら色の変わった布ごと捨て大豆やビールと炒り糠で復活させます。