2005/4/4 月曜日

大河と..義経物語

Filed under: 大河義経 — patra @ 1:42:50

アメリカに住む友人からメールが来て、向こうで大河ドラマ「義経」を見たそうです。

多分ビデオだと思うのですが、去年も電話で話題が出たのは大河。「宮本武蔵」のテープを借り出して見ることができたそうですが、>日本では不評だった・・・と伝えたら

「流石に梨園の出らしく育ちが良さそうで新之助は(現、海老蔵)こちらで見ると非常に姿勢と口跡が立派で、目が精悍で良かったわよ。」とかえって不人気を不思議そうにしていました。
私が「義経」「義経」と騒ぐので又テープを借りて、見てくださったらしい・・・
メールには、

『先週、はじめて 義経 のテープを見つけてわくわくしながら楽しんで
観ました。  ワタリテツヤさん 素敵!彼の演技を見たのも最初でした。
女優さんたちの顔は 皆おなじようで見分けがつかなくなりました。
細川ちかこ、京まちこ なみに個性がでてくるのでしょうかねえ、後々。
原節子、岸恵子もよかったですね (古すぎる?)』

日本より数週は遅れていると思うのでどの回をご覧になったかは定かではないが「12話の驕る平家」での嫡男・重盛との死別のシーンがお薦めです。清盛、重盛親子の、相容れない政(まつりごと)への距離感、心の葛藤を死の間際にお互いの立場を思い遣る言葉を掛けあい、理解しあう惜別の演技が、重盛役の勝村政信さんが、すこぶる上手なので親子の苦悩がより切実に伝わり、ホロリとしました。渡哲也さんも体調を持ち直された頃の収録でしょうか、迫真の演技で素晴らしかったので、この「驕る平家」のテープも是非見てほしい・・・と思いました。清盛の人間性の中に、善と悪が多重に交差し、その立場に於いて表現する慈愛や、冷酷非情、残忍さ、落胆と狂気・・・を一言の台詞にこめる押さえた演技は、品が良く、現代につうじる清盛像だと思うからです。

だいぶ日本を離れて久しい方なので女優さんが見分けられないのは、きっとそうなんでしょう。我々が向こうの無名の女優さんを見分けられないようにです。
念のため申し添えますが私よりもお若い方です。海外で見て納得される女優さんて・・・古き良き時代の映画のヒロインが圧倒的なイメージなのです、代表作を向こうで再見する事ができる女優さん達は、海外に暮らす人々には誇りです。渡哲也さんを素敵!と言ってくださった友人、西部警察の大門という固定観念無しに渡さんを見た事も幸運です。

13話は「源氏の決起」は、まったく話に迫力がなく・・丹波さんだけが決まってた。よって次回へ期待。となげやりな隠居と違い若者が活写してくれてます。おぉ、なぜかドラマよりドラマみたい。

史実・・・と言われている「義経記」の概要を知りたい人は・・・

義経物語
非常に分かりやすい訳と解説になっていますので海外の友人達へ特にお薦めです。

義経さんと弁慶の最期・・・詠みあう永訣の歌に、心情を思いあう絆に不覚にも落涙しばし納まらず、でした。

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