トイレットブック
荒川修作の作品トイレットブック「建築する身体」人間を越えていくために!が届く。この発想にしてやられた。
文章はどうもランダム、二人と友人の対談から始るものや、カタツムリ・・・といった歌の章から始るものやロールによって印刷のズレか何か、少しづつ違うみたい。つい熱心に読みいってしまう力がある。もちろん、とてもこのロールでお尻を拭く勇気はでない。けれど柔らかいタッチにいつか暴力的な誘惑に駆られるかもしれないのでもちろんスぺアーもしっかり確保。
哲学者でもあるマドリン・ギンズに、アメリカ生活の初期で出会た事が荒川の運命を大きく変えているのだと思う、最大の理解者、いや共犯者ともみえる二人の「どう?」という自信に満ちた問いかけに乗った私は、すくなくとも作品として写真をうつすべきなのに、うふふ
トイレット・ブック、雑貨用品として無造作に棚に置いてみた。
わ、見事に溶けこんでいる・・・。