2004/11/11 木曜日

職人の心得

Filed under: 日々雑感 — patra @ 2:48:28

夜中に掃除するなんて昔なら人として疑われるところだけど、我が家の掃除機はドイツ製のトーマス社の物、吸い込みは凄く良いのだが何しろ大音響なので夜は12時半まで、遅くともかけないと、翌朝、5時までかけられません。朝、部屋が綺麗なほうが好きなのでついつい夜遅くの掃除機というありさまです。

今までは空家だったので遠慮いらずだった隣、通路を隔てた奥からお茶がらを空けるらしいトントンという音がかすかにひびく、水道の音や食器の触れあう音が聞こえてくる、その時間帯までに掃除機かけるのが勝負です。日中は老人がべったり座っているので掃除は出来ないからですが、猫の毛を完全に取りのぞき、更に、音の小さい空気の汚れない掃除機はないかな?今狙っているのはダイソンじゃなくて日本製、水でホコリを濾過すると言うか防ぐ機種です。重いけど...。
世間は、セントラルクリーニングが多いらしい、それが一番うらやましいかも。

明日はペンキ屋さんが剥がれた階段を修理に来てくれます。古い鉄の外階段はほんとに嫌になるくらい錆が出ます。このペンキ2002年の猛暑に全部剥がして(サンダーをかけ直し)塗り直したのに半年で錆が出て来たのです。なんせ築29年、今のように錆ないアルミの外階段なんか無かった時代だから諦めるとしても、いくら何でも塗って半年は酷いだろう!と先日来た工務店の社長さんについ愚痴って忘れていたら・・・昨日、電話があって仕事の手の空いたついでにお直しします!・・・との事だった。
あぁ、本当の意味で、プライドをお持ちなんだろうな、と感心した。白い錆止めの場合、2度塗りのことがある。我が家の階段はクリーム色なので本来の赤い錆止めだと3回塗って、やっと色が綺麗に出る。だから業者の人は白い下地で2回塗りで誤魔化す場合が、ままあるけど、手間賃は同じなのだ。キチンと白下地でも3回塗ってもらうべき。素人は騙されやすいから現場監督をお願いしているのに最近はアルバイトが多いせいか職業にプライドがない。素人より知らない職人さんが来ることになる。とにかく良い仕事とは、目先の利益では、決してない!充実感と責任感だ。プロジェクトXの
魚雷探知機に無償で貢献した富田さん達を見て強く思った。
意識を高めて挑むことこそ、らしく生きる!という喜びにつながるのだろう。どの職業でも意識を高めるのは自分自身への挑戦だとおもう。


  1. おはよう!patraさん。
    週も終わりに近づくと疲れがでてきます・・・ちょっと弱気。

    職人の心得、なるほどと思います。うちは違うんだけどご近所に塗装の仕事をされている方が多い土地柄なんですよ。東京タワーの塗装をやったのが私の住む地域のひとだったとか、東名高速道路の橋げたの塗装もこの辺の人がやったとか、そんな感じ。
    ま、それだけのことですけど(笑)でも仕事にかける情熱というのは誰だって持っていてもらいたいものですよね。

    掃除機は、私も何台も買い換えているのだけどいいのにめぐり合ってません。とにかく軽くないと、掃除するのが嫌になります。
    排気をろ過している、というのも目に見えませんから効果のほどがきになりますよね。

    あ、それからわがやの老人(といってもpatraさんのお宅より年下だけど)はテレビにつけるスピーカー(小型)を通販して長ーい線を引っ張って近くにおくようにしてます。しかし大音響なのでまるで映画館に入ったようです(笑)

    さてとー仕事に行くかなあ・・・・

    コメント by rosemary — 2004/11/11 木曜日 @ 9:03:11

  2. こんにちわ!>rosemaryさんお仕事、おつかれさまです。とても充実しているように私には見えますよ。

    東京タワーの塗装ですか、大仕事です。職人の腕の見せ所ですね。
    普通の家の、しかも階段なぞのペンキ塗りは儲からないのでアルバイトが多いですね、まず諦めムードですが5年〜7年は保ってほしい。

    掃除機、軽いのは各個室毎に置いてあるのですが、でもこのコードレスはぜんぜん吸い込み弱いですね、仕上げに猫毛はコロコロ粘着テープでやってます。
    水の濾過は昔も使っていたんですが、恐ろしいくらい汚れが・・・面倒で大変なんですけどね、あと始末が。

    下の食堂はスピーカーを座ってる場所へ設置してありますがやっぱり大音響、一緒に居るとこちらの頭はボ〜〜〜!耳鳴りします。
    2階もそうしてあげるべきですかね。あぁ、家中大音響!話す声が大きくなるのが悩みです。

    コメント by patra — 2004/11/11 木曜日 @ 12:20:02

RSS feed for comments on this post.

© 1999 - 2023 Patra Ichida, All Rights Reserved.