花森安治氏の「暮らしの手帳」展
戦後23年に創刊されてから日本人にこれほど愛された雑誌も類をみないだろう。
その軌跡をたどる展覧会が世田谷文学館 で4日から始まっている。
広告を全く入れずに常に公平な視点で日本人に質素で堅実な生活を提案して来た家庭雑誌は戦後、花森氏曰く「自分の暮らしを大切にする考えがなさすぎた事が戦争への道を突き進んだ」と反省し「暮らしの手帳」を立ち上げた動機だといわれる。
今現役で編集に携っている方々では実際の花森氏に御会いになった方は、もうほとんどいらっしゃらないとおもう。
1911に生まれ1978年には60才後半で亡くなられている。
その花森氏に私は中学3年生の夏に御会いする!・・・という貴重な体験をしている。ハンドバッグ職人だった祖母、なをの1代記の取材にわざわざ千葉の勝山鋸南町に借りていた夏だけの家、煮干し臭い漁師長家にお見えいただき、同席できたのだ(団扇がかり)。
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