2009/10/25 日曜日

くだらない言い訳

Filed under: ネコ,家族 タグ: — patra @ 2:05:36

CIMG4633いつもの事だけどね、省略し過ぎのpatra語でブログを書くものだから叱られメールが届いちゃったらしいよ。でもKyo兄貴の名誉のために反論しとかないとね。婆さまのご飯を待たせて長電話してるな!,とか帰る意味が無いってのは、待ってる人に無礼だぞ!とか面白おかしくだけど叱られた。日本に仕事のために帰る以外は、せっかくパリで足がかりを持てたので、「日本にわざわざ拠点を戻すのは意味が無い・・・」なんだ。待ってる婆〜ちゃんとpatraに会うのが意味が無いじゃないから誤解の無い様に。
日本語はむずかしいよね。しかしだな、patraにも言いたいぞ、何を言わんとしてるのかもっと熟考してから書くように。読み返せよ・・・いい歳なんだからさ。「へい、しっかり叱られました。でもサボテンでなぐられるのは勘弁願いたい」だと。え、サボテン?それは僕チップも嫌だよ。長電話は止むに止まれぬ難問が勃発したんだしね〜って何でオイラが此処で言いわけしてんだ?・・・猫かぶりしてよっと・・・ぷい。


2009/10/24 土曜日

おいしいおつまみ

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 20:31:40

CIMG4643こんなコピーのCMが好きでした。アロエを多用したセットもステキだった。セットデザイナーの池谷さん元気かな〜?さて,私のおいしいおつまみは牡蠣のコンフィー,ニンニクが効いて美味しい。もう一つは平凡なタコ刺身をオリーブオイルで焼いて胡椒風味。どれもワインに合いますがワインを飲みきれないので辛口日本酒。CIMG4640この前,かたくしてしまったプレーンオムレツ、ふわり仕上がりゴウジャスなトリフスライス添えです。昨日のマグロを漬けにしてアボカドと一緒に。珍しくも無い素材なのにどれも美味。サラダ菜はレタスより美味しいので牡蠣を包んでパクリ。家ごはん、ありものでこれだけ旨い肴があると外の冷たい雨なんかへっちゃらです。紫蘇を切らしていて残念なり。


お刺身でパリを釣る

Filed under: 家族,料理,日々雑感 — patra @ 2:03:25

CIMG4638金曜日はマッサージの日なのに来客があったので訪問看護婦さんを非常に待たせてしまった。打ち合わせが終って,お客さまにお願いして電気を消していただいたりドアをプッシュしてから閉めていただいたり、と立ってる者は親でも使え!状態でした。恐縮。交渉は利害が一致せずで非常に疲れる。やっと戻ると台所のテーブルで看護師さんが,泰然と待っていてくれました。申し訳ない。少しだけマッサージ。もう夕食時間、慌ててホウレン草を茹でようとした途端に電話が鳴り友人の相談が入る。みんなどうして困ってから連絡してくるのだろう?どうして初めに言われた事を忘れちゃうのだろう。安易に考えていると空亡って命とりなのに、でも懸命に道を探す。途中,母の方の電話が激しく鳴るけど出られないので放っておく。これ実はパリの息子からだったと後で知る。友人の電話がおわっていよいよホウレン草、インゲンを茹でていたら,今度はパリの息子から私の電話に。これで又1時間もお喋り・・・待ちくたびれた母はお握りを出して食べ始めるし。万一!?を思ってお昼に用意しておいたのだが「これで充分」とグレイな顔。お刺身だから,簡単だから・・・と言っても2階へ上がってしまった。私もしょんぼりと食卓に向かう。実は私も目下空亡なのだが,案じていたとうりパリ組と縁が薄くなる予想どうりに、息子ったら日本に帰る理由が無い、目下パリでも仕事が忙しいからと宣う。スワ,永住か!?食欲もなくなる母と私でした。でも舞い戻るのよね,日本人は。食べ物が呼んじゃう筈。が、納豆まで作るお嫁さんだ。手強いかも。


2009/10/23 金曜日

ヒジキ事件

Filed under: 時代 — patra @ 9:24:16

この南ポルトガルの笑う犬ご紹介記事を書いた中に蒲鉾4切れ事件というのがあって私も同じ経験をした!と書いたのですが、私の場合は「ヒジキ事件」。新婚間もない頃、我が家は年中人の出入りが多く、大概が旦那さまが引き連れてくる会社の同僚です。何も用意してない時でもせっせと食事の支度をする健気な若妻でしたから、ホント嫌になるくらい人が勝手に出入りし、ある時など上がりがまちに肉の包みとメモ・・・夫の友人の役者です。撮影で戻るまでに作っておいてね!だと。人の集まる家は栄えるとは聞いてましたが大嘘で、米びつはいつも空っぽ、ほんとうに草臥れる新婚時代でした。

同僚を連れ戻った夫殿に丁度、できあがった山盛りヒジキを一先ず出して、お酒を出して台所に戻った健気な若妻、次の料理にとりかかり、出来上がったお皿を持って部屋に戻った僅か30分くらいの間に・・・我が目を疑いましたぜ!・・・何とさっき運んだ山盛りヒジキの丼が空っぽなのです。「わたしのヒジキは?」もちろん残ってません。エプロンに顔を埋めて号泣してしまいました。だって食べたかったから作ったヒジキです。「野蛮人!、おもいやりのかけらも無い人達なのね!」とんでもない所へ嫁に来ちゃったと思いましたよ。二人の男どもは呆然として泣きじゃくる私にかける言葉も失ってます。
40数年前の日本の男は、ほんとうに、いわゆる躾がなされていないそんな輩ばかりでしたね。10年たっても何一つ、思い遣るという心の進歩がなかったのでね、振り返りもせずにトットと出てきちゃいましたよ。食い物の恨みは恐ろしいというお粗末です。飽食の時代の今は果たしてどうなんでしょう?青目はモロッコでの蒲鉾事件ですからね・・・推して知るべし。


2009/10/22 木曜日

鰻茶漬け

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 21:35:31

CIMG4624CIMG4619CIMG4631「柿が食べたい!」と言う母のリクエストで夜の献立を変更。夜に柿って案外お腹を冷やすので、家で作るレトルトの鰻どんぶりにしました。沢山食べちゃわないように小さめな丼にご飯,海苔,すり胡麻に鰻を湯煎で暖めて半分づつ載せ三つ葉。二人で一人前で間に合います。鶏レバーの生姜醤油がうな胆のかわりね。キャベツと胡瓜の酢の物。この頃少し小食になった老母はお茶をかけずにタレでうな丼スタイル。「ちょうど良い量だった。柿もおいしい」自分用ナイフで薄くスライスして満足そうです。ちびちびと菊正を適量だけ飲み終えた私は,熱いお茶を注いでうな茶漬けにします。絶妙な献立バランスに満足した晩秋の一時。


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