2009/11/30 月曜日

あんかけ豆腐

Filed under: 料理,日々雑感 — patra @ 20:59:39

CIMG5208CIMG5213CIMG5210何時も思う事だけど技術はやり続けていないと確実に腕が落ちる。今夜の献立はお豆腐のあんかけ・・・しっかりと鰹節でダシをとり味見してから片栗粉を溶いて餡にするのだが,片栗の分量が解らなく成って追加を2度もしてしまう。意外に多い片栗粉を水溶きし熱々の鍋にかき回しながら入れる。ホントはもっとお豆腐を小さくするのに、うふ、面倒なので絹小をそれぞれ一個。このお豆腐を、やっぱり水溶きした片栗粉入りのお鍋で熱々に暖めておきます。つまりお鍋が二つ要るのです。豆腐と餡が同時にしかもスがはいらないように・・・むずかしい。生姜の薬味が効いた風邪引かずの冬の定番だったのに、父が亡くなると出番が少ないので忘れちゃうなんて・・・


2009/11/29 日曜日

長い闘いと坂の上の雲

Filed under: 料理,時代 — patra @ 23:28:27

CIMG5200CIMG5187CIMG5204CIMG5207吐き気が何故,起きるかは解らないが、昨日も今日も食べたものは、母の胃に無事に治まっているようです。土曜のチーズとカツのミルフィーユサンドも煮込みうどんも大丈夫だったので、今夜はビーフストロガノフを作りました。ただバターライスも生クリームも無し。タマネギと椎茸と牛肉を炒め塩、胡椒で下味、ドミグラスソースはハインツ缶、マシュルームも缶。簡単に出来て美味しいのに久しぶりです。パセリを混ぜたりラムレーズンを混ぜたバターライスが定番ですが、もう只シンプルにちょっとハヤシライス風。母も喜んで、もう少しお代わりしたげでしたが、ここは用心して半分。柿とバナナとサラダ菜を食べさせる。
「坂の上の雲」を見る。企画が始まったと耳に入ったのが2002年くらいで、途中何度も立ち消えてやっと陽の目をみることになったらしいので感慨深い思いで見ました。あまりにも膨大なスケールの話なので演出家や脚本家は、とにかく体力と忍耐が求められる企画だったとおもう。向かない人は病気になる危険さえ孕んでいたので、知り合いの演出家には大河ドラマを勧めたので感慨深い思いで見てました。ドラマの構想が実現するまでに掛かった年月を諦めなかったプロデユーサーの気迫が凄い。タイトルに途中で惜しくも亡くなった脚本家の名前を発見する。今で言う過労死さえ跨いで進んで来たドラマ・・・が「坂の上の雲」だ。3年続くと言う解決策がなければ到底、ドラマの糸口は見つからなかったとおもうので見続けようとおもう。


なかよし

Filed under: 家族 — patra @ 2:42:55

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姉と母はとても気があいます。顔は似てないのに性格は、明るいところや忘れっぽいところとかがソックリです。私は父親の性格をどうも受けついだようで気難しいので家族からは結構,煙たがられてますが頼りにもされています。昨日姉が寄ったので、用意しておいた金髪のウイッグをプレゼントしました。とても似合ってました。母が「素敵♪」と喜んでます。ふたりとも何処が悪いの?というくらい元気にみえますが病気の事なんか一切話題にしません。そこがまた似ています。芯がぶれない人達です。人間斯く有るべし、学ばなければ・・・です。


2009/11/28 土曜日

知らない事への反省

Filed under: 友人,日々雑感,時代 — patra @ 18:22:12

マグロの蓄養の話を聞いた時、ハマチや鰻の養殖のようなイメージを考えてしまうので一応、検索し調べてみたのですがそれでも情報が不十分だった。肝心な所を把握できていなかった。稚魚を育てるのではないそうだ。ポルトガルの蓄養に関しては産卵の終った成魚を網に入った分だけ餌を与え太らせて出荷しているそうです。友人からお知らせがありました。引用してみます。

『マグロの蓄養の話・・・新聞など、よく調べずに思い込みで
書くものだから・・・情けないことですが・・・捕まえるのは
稚魚ではありません。
マグロの蓄養は、本来は、産卵を終えた痩せた成魚を捕まえ、
餌を与え、脂をのせる・・・のです。

ポルトガルは、マグロは捕らず、網に入ってきたものだけを
飼っているので、少量です。餌は定置網で捕れた新鮮な魚を
与えているので、ほぼ、自然に近いのです。

しかし、地中海では規制があるのに、守られていません。
ものすごい量のマグロが捕られているようです。
蓄養と、一言でいっても、今はいろいろやり方が違ってきています。

なにもかも、お金に目がくらんだ仕業が少しづついろんなところに
歪となって現れてきていますね。
農業も漁業も、大規模のもたらしたものは、人を幸せにしていません。
両方とも、作業する人の幸福・・・のようなものが失われつつありますね。

これから、若い人が、なにをどうやって食べていくのか、とても心配になることがあります。』


いかに自然の生態バランスをくずさずに恵みをうけるか?の最も基本的な視点からマグロ蓄養とかかわっているかが解り、とても感動してしまいました。今話題になっている乱獲とは違うスタンスに漁業への「愛」を感じました。

マグロの蓄養の事も,もちろんですが、我々は知らない事があまりにも多過ぎる。
今回仕分けで開示された税金を投入されている事業の情報の中身さえ解らない部門だらけだった。「2番では駄目ですか?」で有名になり科学者達を慌てさせた「スパコン問題にも別の観点があった高野論説を読むと、科学者の正義を鵜呑みにはできない側面がいっぱいあった事も発見である。池田信夫氏のブログ民社党の意図せざる革命が詳しい。
仕分け作業が此処までになるとは予測以上だったのでしょう。
増々、民間人でも不勉強では恥ずかしい。夫々の情報処理能力が大事になっていますから、ブログといえども解らない、知らないでは済まされない、わかるまで読み比べる、そして結論を持とう!の心構えを新たにしました。Ttwitterの良さは、瞬時に色々な、プロの意見情報が目に入ること!!これは今までに無い知識の交流革命と言えそうです。


2009/11/27 金曜日

畜養のマグロ?

Filed under: 人物,料理,時代 — patra @ 21:21:54

CIMG5176CIMG5184CIMG5177CIMG5179昨日と打って変わって食欲のある母にお粥さんと好きなホタテと胡瓜の酢の物,私用のマグロを分けて夕食。量を少なめにしたせいか完食でした。今日の鮪が、又実に美味しいので嬉しくなった。色も良い。これってポルトガルの畜養マグロかしらん?どこの海から来るか?なんて大間以外に考えた事もなく、うまいの不味いのと食べていましたが、まさか遠いポルトガルでマグロの産卵後の成魚を巨大な網?の囲いの中、孟スピードの速さで泳がせては育てている畜養を、昔なじみのご亭主殿が携わっているとは知らなかった。今回、捕獲量規制でマグロを育てるのも大変になるのだろうか?とちょっと心配。少し前、マグロが絶滅する、と散々言われた時代があったが、回転寿司は盛んで、こうして新鮮なマグロを安く食べられるのも世界に散って日本の台所を潤すべく努力してくれている漁業関係者が居るお陰なんだな〜!とシミジミする。このマグロの畜養にしろ、当初は誰も成功するとは考えなかった方法だが、地道な研究の成果にはちがいない。仮に農水省の研究部門に、もしも今の仕分け人が入って「漁獲量と設備とのバランスがわるい・・」とか「成果が見えない」「サメに網が破られる恐れがある」などと判定されてたら畜養という発想も途中挫折していたかもしれないから民間漁業会社の努力で良かった。育つ・・・という分野のレベルは一刀両断の仕分けは難しいのだろう。見極める眼力は何処で誰が育てるのだろうか?人材が問われる時代だ。

訂正
私の良く調べないで書いた畜養の話の稚魚は間違いでした。とお知らせメールが届きました。しかも乱獲はせずに網に入ってきのだけを・・・ポルトガルではとても自然な状態で育てているという事にも感動しました。
<マグロの蓄養の話・・・新聞など、よく調べずに思い込みで
書くものだから・・・情けないことですが・・・捕まえるのは
稚魚ではありません。
マグロの蓄養は、本来は、産卵を終えた痩せた成魚を捕まえ、
餌を与え、脂をのせる・・・のです。>

<ポルトガルは、マグロは捕らず、網に入ってきたものだけを
飼っているので、少量です。餌は定置網で捕れた新鮮な魚を
与えているので、ほぼ、自然に近いのです。

しかし、地中海では規制があるのに、守られていません。
ものすごい量のマグロが捕られているようです。

これから、若い人が、なにをどうやって食べていくのか、とても心配に
なることがあります。>

思い込みだけで書くのはいけない事、と大いに反省しました。11/28


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