2012/8/24 金曜日

亘理の町おこしFUGURO

Filed under: お洒落,友人 — patra @ 21:57:33

FB友達のデザイナ-角井典子さんがアートディレクションし、仙台の南亘理町の皆さんが手づくりしている和服地を再生利用した袋が届きました。とても丁寧な手仕事です。典子さんのディレクションも効果的で他にも良く見る和服地の袋より圧倒的なセンスの良さでしたから、是非欲しいとおもっていました。
お嫁のフミちゃんに似合う絣を注文しておいたのが届いたのです。
3/11の地震で大きな被害をうけた亘理町,水に塗れた呉服物を昔から伝わる袋物として町起こしにしよう、という試みなのだそうです。実際に手に取ると暖かさ,美しさ、丁寧さが伝わってくるすばらしい出来映えです。
日本の心も伝わってきます。詳しくはWATALISでご覧になれます。袋の柄は一期一会、二つと同じ物が無いのも心たのしい企画です。


2012/8/21 火曜日

綺麗なハンカチーフのプレゼント

Filed under: 友人 — patra @ 22:45:04

永年女性をやって来たが、ハンカチといえばローンかせいぜいスワトウの刺繍。第一一度も男性から贈られたことなど無い隠居に、昔の友人が見事な小花の刺繍を下さった。実に綺麗、使うのが勿体無いくらい。

エンボスの薔薇の封筒セットには参った。この美しい封筒に、私の男性的な文字がのったところを想像してしまう。これも勿体無くてつかえない。すっかりつけなくなったシャネル5番
私の好きなワイン・・・泣けてくる。
「お土産,何がよいですか?」と聞かれたので「大きい梨」と冗談に答えたら宅配便で届いたのに、ダンディな友人はさらに袋からまるでサンタさんのようにプレゼントを取り出して並べてくださる・・・
もうずっと忘れていた感覚に慌てて首を振る、いかん(笑)おちつけ。
冷蔵庫には梨と一緒に贈られた加島屋の珍味が一杯。
鶴屋吉信の和菓子も頂いたのでお茶を淹れて味わった。

お礼だと言われたが、遠い昔、確かに幸せになって欲しいと祈ってあげた。こんな型で戻ってくることが、また人生は不思議だった。


2012/8/20 月曜日

友人と会食

Filed under: 友人 — patra @ 20:28:10

ひさしぶりの友人がみえるので何にしようか迷う
宅配便で「加島屋」の珍味が先きに贈られたので賞味期限の近いのを開けると、烏賊の塩辛だった。失敗!今日はワインを飲むのに(笑)

焼き野菜,水茄子とパプリカをシンプルに

お土産のワインが美味し過ぎ、なのに今日は鶏のプロバンス風なのだ。普通は白!でも折角だから二人で半分開けました。気の良くつく友人、なんと飲み残し用のキャップも買ってきてくれました。沢山のお土産といい感動です。

話も弾みこんなに楽しかったのも花火以来・・・母が私が一人になったら?と亡くなる際まで心配していたらしい事を看護師さんに聞いたけど、全く寂しくないのは我ながら意外だった。
もっとも正直、もっと息子達から連絡があれば嬉しいのだが、なんというか、実に筆無精な彼等だ。便りのないのは良い便りね。
でもこうして時々飛び切り楽しい会食も、友人と出来るなど、この東南の方位を決めた事は大成功だと思う。
友人も何度も「いや,お世辞じゃ無く、ほんとうに此処は気持ちが良いです。良い所に越しましたね〜」
そう言ってくださるので、これも嬉しかった。


2012/8/16 木曜日

グレープフルーツ入り散らし寿司

Filed under: 料理 — patra @ 11:47:14

細く切って散らした海苔が、あまりの暑さに直ぐに湿気てしまいます。
夏の五目ちらし寿司、此の前買い忘れた具を買ってもらい、グレープフルーツを混ぜました。終戦記念日に今を感謝をこめて・・・


2012/8/15 水曜日

手洗いのための道具

Filed under: 日々雑感 — patra @ 14:57:37

日本に水洗トイレが無かった時代はお便所の前の縁側に手水鉢や桶がさがっていましたね。押すと水がチロチロっと出て指先を濡らす(笑)
ヨーロッパ,イギリスやフランスでも同じような時代,下水が完備されるまではそんな道具がありました。
壁に釘を打ち取り外せる金具付きです。
受け皿も取り外せ中の水をすてられます。ブリキにホウローが焼き付けてあるもの、美しい絵が描いてあります。

原発の無かった時代の生活の知恵がこんなに可愛く豊かな時代が懐かしく、砂糖入れや粉入れ等のキャニスターからマッチ入れ、玉葱入れ,洗面台まで今でも日常使いとして暮らしています。尽く可愛い女性のための愛に溢れた道具です。
面白いのはイギリスとフランスの国民性から来るデザインの違いです。同じ道具をつかっていますが
イギリスはダイヤクロスや市松,ストライプか無地が殆どですが、女性好きなフランスはパステルな色調に綺麗で可愛い花柄が描かれています。お鍋にも花柄・・・あくまで女性を喜ばせようとしているようです。

こんな日常使いの道具にもお国柄がでているのですね〜

ちなみにフランスの台所用品一式、総て同じ花柄で揃えてある鍋やフライパンやキャニスターは嫁入り道具だったそうです。
高くて手にはいりませんでしたが、テーブルクロス類,ナプキン類と一緒に持ってお嫁に行くなんて素敵な風習でしたね。


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