親見習い
パリへ帰えるのも、ついに2週間後となった、カウントダウンの日々。急に肌寒い朝に戸惑います。
我が家の若者は金曜日は中学時代の仲間5人と鶏鍋屋で同窓会、土日は武蔵野美大の仲間と音楽合宿、・・・束の間の命の洗濯をした息子たち、すっきりとして御帰宅です。ポッカリと開いた時間を上手く埋められたのも友人達がタイミングを合わせてくれたからこそでした。めでたい。もう彼等は十二分に大人なので昔のように遊びを私がいちいち設定してあげなくとも外で外食したり泊まってきてくれるので一安心。
仕事大好き人間なので、放っておくと机から離れない昔が懐かしい位、宴会を企画しようにも全く親が出る幕もない最近に私のお盆休み計画はさりげなくお蔵入りさせました。
何と全員子持ちになった大学の同窓生、話題は「親の事」に集中だったそうです。自分が子供の時は感じない親の良い面、悪い面、みな自分が子供を持つ事に成って始めて理解するものだが、哀しい事に歳老いた「親」にアレは酷かったよ!、とは面と向かって言う事は出来ないものだ。せめて
『自分が嫌だった事をわが子には決して言わない、しない事。』それが前向きに生きること、かな?そして初体験だっただろう自分たちの親の愚かな言動を許してあげてほしいものだ。