2004/12/23 木曜日

世代交代があってこその日

Filed under: 人物 — patra @ 2:10:42

私が現役だった頃、引退直前に最もイキが良く印象に残った若きディレクター中島信也さん、当時は「君」呼びにしてしまったかもしれない、誠にご無礼しました(笑)、デジスタ・アウォード2004年の審査員長で貫禄十分な風貌とともに、入道風な頭になっていて驚きました。これじゃ私が年をとるのも不思議はないわ・・・。目は非常に鋭かったけれど才気溢れる好青年、もちろん髪はフサフサ...しかし若かったな〜。若いクリエーター達の良き理解者になっておられる姿に感動しました。

「在来線の座席の下に住む男」坂元友介さんの作品が賞に選ばれたのですが以前惜しくも賞を逃した「歯男」と同じ作者です。ご自分の人形に思い入れが強くて、お人形に語りかけながら撮影が終わると深々とお人形にお辞儀をする人の優勝だった。なるほど・・・。

私は「科学サイエンス」の重田裕介さんの作品にぞっこんだったけど残念!

インタラクティヴ部門は
音楽をビジュアル化し、視覚化してみせた川瀬浩太さんの瞬間調光フイルムを使った目の離せない音!もすばらしかったのに残念だった。ナルシズムは物創りには欠かせない要素です。
どの作品も素晴らしかったけど優勝はこの作品でした。


2004/12/22 水曜日

病気祈願

Filed under: 家族 — patra @ 2:02:55

湯島天神からお下がりの海苔と昆布茶がとどいたので、用意してあった「人形=ひとがた」をお渡しする。慣例の行事で6月と12月に白い紙の人形へ家族の枚数だけ名前と年令を書いて神社でお祓いするのだが、年々こうした事をする氏子が少なくなったそうです。今年のお祓いは念入りにおねがいしたいものだがお布施の額によるって言うじゃな〜〜〜い。それってまちがいですから!!!

病院担当の姉の報告によると父の放射線は無事に第一回の照射が済み、若い先生が驚くような元気ぶりで「どこも痛くも痒くもない・・・3ヶ月で家に帰るぞ」と言ったそうです。
「どこが悪いの?っていうくらい元気よ!同じ事を何度も何度も大声で確認するから否になっちゃうじゃない?で、”それは私に対して失礼です。そんなに何度も言うのは、まるで私がおバカみたいじゃない!母さんと違います、と抗議したら、あ、ご免!”だって・・・病室の人が皆、笑うし、まるでサザエさん一家よ」

すると母が「え?私がバカだって皆さんにバレちゃったの?」と焦ったのがおかしかった。


2004/12/21 火曜日

美肌の秘密

Filed under: 人物 — patra @ 3:14:43

またまた夜型になってしまった、怖い。というのももちろんBS2で2時間も「冬のソナタ」を見てるからですが今回は「声」が意外性にとんでいて面白い。演技もなかなかで、特にチェ・ジュウさんのお茶目で若々しい高校生ぶりを一気に見られて実にたのしい。自由奔放な発声や表情で後半のメロドラマとしっかり区別しているところなど憎い。思うに殿方に隠れファンがいるのも頷ける・・・あんなに可愛い女の子が居たらぜったい恋しちゃうだろう。
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2004/12/20 月曜日

Filed under: 家族 — patra @ 10:32:12

朝、おきたら表紙から流れる音楽もアニメも素敵でうっとり!早速老母にお聞かせする。
すごく喜んで何度も何度も繰り返しせがまれました。ありがとう>パリ組!
すばらしい癒しプレゼントですよ☆♪☆

外掃きの人がささっと掃除にきて帰ったので母を美容院へいかせました。綺麗になれば、もっと気分も晴れるでしょう。
「牛蒡が美味しかったわよ〜」と、昨日食べなかった鶏と牛蒡の炊きあわせもしっかり召し上がって。私の切るのが下手な仕事を察知しキャベツの古漬けを細かく切った生姜のみじん切りと一緒にドンブリに一杯に盛ってありました。おいしい糟みそ漬け・・・これを食べたくてほぼ1週間、キャベツを糠床へ入れておきました。切り口を下向きにさせてね、ご飯がすすむ。
今日から「冬のソナタ」完全版です。家族愛について学べます。


親という木

Filed under: 友人 — patra @ 1:56:44

持つべきものは友達なり・・・と私が言うと友達は自分の事だ、と確信するくらいの精鋭少人数のひとりから嬉しい電話、来年草々逢う約束。このところ何かに熱中していないと気が沈む日々なので仕事ばかりに精をだしていた。今日から放射線の父、昨日は一昨々日の元気はどこへ、胸の痛みで一睡もできなかったそうです。すると母まで機嫌が悪く用意した食事をとりません。好きにさせるしかないと放っておいたら姉から電話で病院へ呼び出されて一緒にお茶したそうです。毎日を一つ屋根で暮らす私には無い気くばりだった。そういえば...ついこの間いただいたメールを思い出した。

『妻であり老人でもあるお母様の心とお体のフォローも含め
Patra様、たいへんな事と察します。』

責任ばかり感じても、もしかして、全然優しくしてない自分なのかもしれない、と激しく反省。強い人だから、ついつい忘れてしまいがちだけど、折れる時には、案外脆いものが「木」だったと忘れていた。


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