長たる宿命・・・器になれぬ宿命。
「身内でなければ結束できないと言うことは無い!」そう言い切る頼朝の姿から、いよいよ、非情、且つ冷静沈着な政治家としての内面をハッキリと表しはじめました。
「新しき国は何も源氏の事だけでは無い・・・私がめざすものは新しき武士の国!」
義高と同じ年令の頃、偽物の刀を差し出し清盛を睨みつけ、父の仇と心に焼きつけた頼朝と、清盛に理想の父親像を結んだ情念の人、義経さんとの性格の違いがくっきりと示された瞬間でした。
みなさんはどうご覧になったのでしょうか?
ここひなすけさんも書かれているが義経さんの悲劇は政治家として状況を見る冷徹な兄にくらべ何時までも「肉親の情」にこだわりつづける、性格の甘さが後の悲劇を招くことに義経本人だけがまるで気が付かない事を、現代に於いても良くある話しだけに大きな視野で物ごとを考えるのは実に大事ですよ!と教えてくれていますね。
こちらでは可愛い菜の花の数珠に義高の無事を託して祈る大姫の祈りを書いてくださっています。
大河ドラマの初めから義経感想をおかきくださっている方。ぱるぷんて海の家さん実に分かりやすい解説でありがたいです。
義高を連れて逃げた下女の泣き声が笑い声に聴こえたと書かれた鎌倉恋情さん、実を言うと私もそう思った一人です。てっきり恐怖のあまり気がふれたかと・・・。