襟足のヒミツ・・
人間ひとつくらい取り柄はあるもので、家の母は忍耐強い。あとは何かな?と考えていたら昨日思わぬ所を発見しました。
最近母の写真を撮らないのは日々通院でお洒落が行き届いていない事と、去年の暮れに美容院の先生に「パーマを掛けてばかりいると髪が痛むし奥さんのこの髪型が1番贅沢だから」とクリクリパーマを止めて短くカットされて戻ってきた髪型がまるで似合わないのだ。
突然に凄くお婆さん風になってしまいました。マ、お婆さんなんだけどセンスが欠片も無い髪型。
びっくり問い質すと「だって何時も貴女がパンチパーマって言うから・・先生に言われた時、それ思い出して・・」と口籠った。
正しい言葉を使わないといけなかった。
母は親戚のお呼ばれや法事の数日前に美容院へ行く癖があるのだが、すると掛け立てのチリチリ・パンチになってしまう。
「あらかじめお呼ばれの日にちは分かっているのだからせめて10日前か2週間くらい前にパーマをかけるとフンワリとしたカールになって薄毛をカバーできるから早めに行きなさい!」
そう伝えたつもりがパンチはみっともない!が強く彼女の脳裏にインプットされてしまっていたらしい。
カール部分全部切られてどの施設でも似たような一律老人の髪型になって戻ってきた。
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