ブラウニーが届く
連日の打ち合わせと諸々の仕事で疲れ切ったフミちゃんに後片ズケをさせては可哀想なので別々に食事。あと1日だというのに一緒に食卓を囲めないので上にお刺身を持たせる。
この所,お通じで苦労していた老母も今夜はスッキリしたらしくお粥さんを美味しそうに。我々二人の会話は3階の二人の健康や幸せばかりなのだが、この日はマンションの手付けを払った日でやっぱり気分が沈む。
母の病気を考えると1階2階では介護が困難なので決断したのだが、それは息子達を犠牲にするような選択だったから喜べないのだ。
母の病院の範囲、ヘルパーさんの範囲、など選択肢が非情に限られての苦渋の決定だった。
挫折感を感じる・・と息子は言うが38年間、この家を直しながら暮らしてきた私が決意したのだ。それにもうパリで腰を据え頑張るしか無い若者達には、これが良いチャンスだとおもう。背水の陣とでも言うのかな?言い訳が許されない年令だから梯子を思い切って取ってしまった感じでしょうか。
同じく若い友人からチョコレートケーキと素晴らしいニュースも飛び込む。知らない間に赤ちゃんのお母さんになっていたのです。
この時代に子育てをしてゆく若者こそ応援したい。
子を育てるという大仕事に比べれば、ただひたすら勉強,精進できる息子達が乗り越えられない壁なんか無い。ただひたすら上手に時間を使って欲しい。
四耐こそが人生の全てです。無駄な時間は無い。