いちだぱとら 永眠いたしました
いちだぱとらの息子です
長く投稿が止まりたいへんご心配をおかけしておりました
母は東大病院で大腸癌が見つかりましたが手術に耐えられる状態ではないとのことで、本人も治療を望まず、永寿総合病院に転院し緩和ケアを受けておりました
私共夫婦が見守る中、令和7年12月14日16時、眠ったまま安らかに永眠いたしました
ようやく肉体という枷から解き放たれて自由になれたのだと思います
母の遺志により近親者のみの葬儀を本日執り行いました
ご報告が遅くなりたいへん申し訳ございませんでした
生前ご厚誼を賜りました皆様に、母に代わりまして深く感謝申し上げます
日本広告業界の最初期スタイリストとして活躍した母は易者としても優秀でした
昔から83歳で鬼籍に入ることを予見しており、結果的にそのとおりになりました
「でもね、笑っちゃうくらい悲しくないの、好き勝手生きた」
「あ〜楽しかった、ふっふっふっ」
ただ、「藤井風くんを90歳まで応援したかった」と言うときだけ未練を見せました
願わくばそうさせてあげたかった
母はエネルギッシュで強烈なキャラクターでしたので家族はもちろん周囲も翻弄されがちでしたが、
毎日見舞って一緒に過ごしたひと月半はかけがえのない家族の時間になりました
母のあらゆる希望を叶えるために奔走しそれは優しく介護してくれた妻に、
そして母の終の日々を苦しむことのないよう最善を尽くしサポートしてくださった医療スタッフの皆様に、心から感謝しています
末期癌に罹ったら自分も受けたいと思うようなケアでした
小さい頃から「ぱとら」というあだ名で呼ばされ慣れてきたため「お母さん」と呼んだことはありませんでしたが、
ぱとらは最強で最高のお母さんでした
ありがとうございました
