災い転じてしあわせ
昨日は裏の工事関係者と面談する実に気の重いスケジュールが入っていたのを息子が代わりに全面的に引き受けてくれたので胸撫で下ろし、では・・・と料理作りに励む。いつもの事だが誕生祝い膳を自分で用意、花も届かないし寂しいちょっとブルーな気分。
息子は「花よりもっと良いものがあるよ!」と言ってたけど・・・
アムプリンも自分用に注文したし、受け取って預かっていてくれたフミちゃんがお花を持って夕方手伝いに来てくれながらニコニコ「アムプリンの誕生日バージョンですよ、絵が素敵!」と言ってくれました。ほんとだ!かわいい心のこもった雪国の絵。ありがとう♪
我が家の住居環境が著しく変化することの不安で沈みがちな私達家族。みんなで結束しながら解決してゆくしかないから日照権のことはちょっと忘れて。ところが写真が何故か写せません。料理写真が取れないとパニックになる私。フミチャンがカメラを持ってきてくれたり大騒ぎでしたが一時をまず美味しくステーキやホタテや鯛をエスニックに塩でたべたりと元気に盛り上がる。
食後に
おもむろに息子が手渡してくれた重い包みを開けて「きゃ〜うれしい!欲しかったのよ、この十文字美信さんのわび!!」
思わず興奮して叫んでしまいました。何度も買おうとしては躊躇していたその写真集を何と息子が誕生祝いに贈ってくれたのでした。
人生でいちばん最悪な誕生日になるかもと覚悟していたのを息子のフォローで、なんか一番うれしい誕生日になりました。全員で『わび』を眺めすばらしさに溜息をつきながらこの贅沢な本を出せる十文字さんは、実に幸せな写真家だな〜と改めて思うのでした。宝物がまた増えました。