村松謙一さん
プロフェッショナルの再放送の再放送を運よくみることができた。2007年の放送らしいが、こんな素晴らしい人が日本の倒産した会社の企業再生弁護士として活躍していたのか!を知り感動した。その人は深い哀しみ(愛娘をたった15才で病気で失う、依頼者の社長さんの自殺等)という過去を持つ方で司会の茂木さんの 日記でも触れているが暖かさが滲み出るお顔だ。ただ街を歩いていらっしゃる時のお顔には穏やかさと共に深い哀しみも見えてしまう。困難な仕事の最中、取り出して静に見入るロケットにはお嬢さんの写真が入れてあり「必ず娘が護ってくれる気がする」と小さく笑った。「困り弱り切って頼りきって来た人を守り切る!という強い使命感」とご自分のプロフェッショナルの信念を語ってらしたがまるでやさしい小児科医のような笑顔でした。強く優しく無我でなければ人を助けられるものでは無い。哀しみの深さから辿り着いた村松さんの心境が尊すぎて泣けました。