男子の作法
母の通院用に車椅子をお借りする事になった。
ヘルパーさんが東大までなら押しても行けるから、借りましょう!と言ってくださったので早速、業者さんに運んで頂いた。木戸内がサッパリ片づいたので、常時置いておけるし散歩も出来るのであれば便利でしょう。
介護ベッドをお借りした業者さん、担当の青年は近頃珍しいくらい礼儀正しい人だったが、今日更に驚いた。
台所から
上がっていただいて契約書を交わしたのだが、その時スリッパを手摺から外して出してあげたのだが
お帰りになった後見たら、キチンと元の手摺にかけてあった。
私は下を向いて落ちてるものを拾う時、必ず長い挟むものを使用しないと頭が持ち上がらなくなって困るので割に高い場所に置くのですが、いつもスリッパを出してさしあげてもお帰りになる時、元の場所へ戻すのは、ヘルパーさんが自分用を台所の外の定位置に戻すだけ・・・今まで誰も使い終わったスリッパを在った場所へ戻す人を見なかったのでおぉ!流石だな〜と感心してしまった。
狭い台所の通路に脱ぎっぱなしでは危ないと考えてくださっての事でしょう。
ここ3回ほど来ていただいていた青年の爽やかぶりには母など名前をしっかり覚えてしまったほどです。
介護に携わる職業は、ほんとうに訓練が行き届いているのか、彼が特別なのか、少なくとも私たち世代より、遥かにお行儀がよいので感心してしまう。武士道精神を現在に活かして生きているようで美しい。
私のように、中年のおじさんになってしまうと、なかなか若い世代とコミュニケートする機会がありません。
せいぜい、電車の中とか、街中でその姿を「見る」ぐらい。
外見で判断してはいませんが、ちょっと理解不能だったりします。
ですが、時代は変わっても、世代は変わっても、Patraさん家に来た若者のような人はいるものですね。
なんだか、サラリーマンやっている私より、Patraさんの方が生活に変化があるみたい。
コメント by 酔仙亭 — 2007/10/25 木曜日 @ 12:06:35
中年って何才を言うのでしょうか?きっと息子世代でしょ?酔仙亭さまは・・さっぱり輪郭が掴めません。
人はみかけに案外由るものだ!とおもったりしてますが目が、正直に人と生りを現していますね。
人の来ない日が無い最近では思いがけない出会いから学んでいます。
変化はありますよ〜。
コメント by patra — 2007/10/26 金曜日 @ 1:22:11