紙に刺すピン?って
日曜だったが一応アップル社の故障サポートのサービス部門に電話してみた。
随分長く待たされたような気がしたが10分くらいかな?
i Phoneが壊れて一番の問題は、自分の携帯電話番号を控えておかなかったこと・・・
しかもこのi Phoneは去年の2月頃、お嫁のフミちゃんが買ってプレゼントしてくれたので
シリアルナンバーも全く知らない。ここでも迂闊!
保証書の箱も引っ越しでどこかに仕舞ってそれっきり・・・困ったな〜
これじゃお願いするとしても皆さんにご迷惑だし・・・
お客様サポートの電話番号に障害者対応を見つけたので、これは良い!と一先ず事情をお話し、待つ事しばし・・・
「電話番号が分らない?そうですか!ではi Phoneの上の所に小さい穴が開いていませんか?そう針の穴くらいのです。そこを安全ピン状のもので押してください」
対応してくださったお客様係りは丁寧に教えてくださる。
だが安全ピンが無かったのでツマ楊枝で突ついてみた。開かない・・・
「楊枝では無理です。紙に刺すピンのようなものありませんか?」
「紙って、あの紙ですか?」
「はい、紙に刺すピン、あるじゃないですか?」
「紙にピンなんか刺しますか?ゼムピンで挟むんじゃなくて,刺すのですか〜?」
全く要領を得ない私の間抜けな質問にも根気よく答える担当者です。
「紙にさすピンです」と何度も言う。
ゼムピンなら有るけど刺すピンね〜
電話機を持ったままウロウロ・・・ゼムピンがあったので針金を伸ばしその先きで穴を突ついたら小さいケースとカードが出て来ました。
やった〜
その小さい薄いケース、カードじゃない方にシリアルナンバーが記されているのだそうです。
やっと読んで数字を伝えたら
「おめでとうございます、お嫁さんが購入したのは去年の2月、まだ保証期間中です。交換出来ます。但しデーターは消失しますが・・・」
こんなやりとりで無事に黒猫ヤマトに本体を渡す手配ができたのだが、そのやり取りさえ,虫眼鏡で睨んでも小さくて読めないシリアル数字に困惑し
「虫眼鏡と受話器とカードをいっぺんに持てません!!」
と訴える隠居に電話の向こう側では些か呆れた風でも忍耐強く「お電話を切りませんので落ち着いて・・・」と担当者殿。
アップル社の電話が繋がり難い訳だ!私のような間抜けなお客が多いのでしょう。誠にご迷惑さまでした。
「この次からこの電話番号を言って下されば直ぐ対応させていただきますよ」
と更に親切、忍耐強い、有り難かった。
電話を切って大安心で、でも紙に刺すピン・・・この頃は紙はクリップで止めないのかな〜〜と針の刺さった紙を妄想した次の瞬間、え?え!?
「紙って・・・髪の毛の髪!?」
イントネーションも微妙な紙と髪・・・なぜ思いつかなかったのだろう。髪に挿すピン・・・
あまりにもお間抜け、世間離れな自分に赤面しちまいました。
髪に挿すUピンなら分る分る・・・だめだ、こりゃ〜。日々壊れゆくイマジネーション希薄な危ない年令。