任務完了。
葦舟で南米からイースター島までの航海をした冒険はノルウエーの海洋学者ヘイエルダール博士の持論を実際に検証した冒険だった。父は昔からヘイエルダール博士に共鳴しており、東大での講演も拝聴し、自著も交換しあっていたのだ。本業の建築をそっちのけで民俗学にのめり込んだのも博士の「コンチキ号の冒険」に嵌まったからだが、全く日の目をみなかった父の研究、日本民族のルーツ説も騎馬民族説ではなくポリネシアの葦舟説が持論だった。三輪3山を天文学を調べるための巨大日時計、人工山だ!と主張していた。
墓石を選ぶ時に何故か中国やインド産では無く北欧の石に目が止まった。ノルウェー産ではないがスエーデンのロイヤルグレーだ、北欧つながりだ、きっとお気に召すだろうとそれに決める。芝生の墓所だったら随分と生えるだろが残念な事に家の墓地は極せまく、関東大震災後に整備された大伯父友松円諦老師の眠る墓所の一番はじっこを分けて頂いたので仕方ないか、と諦める。東に向かい建つ常に西日が当たる場所(笑)
「竹炭を入れたい」というと、邪気を除けるならば、中国では水晶の玉を入れます、サービスしますので是非!」と言われた。原価だ!?心動いてその気になる。色々と大変だった父のお墓に冷気、(霊気)が宿るのは悪くないし。虫除けにもなるけどお骨にも関係あるのかしらん。ま、気休めだけでも・・・いいか。
お世話になるサンソーさん中学生のお子さんが居るとは思えないお肌の綺麗な社長さん。煙草を吸わない健康人。
何から何まで初体験なので、石の見本が見られたりメールでやり取りができ、速効で動いて下さるのは私にはとても助かりましたがあちこちリサーチをし、決めて良かった会社です。