2020/12/15 火曜日

風君が「優しさ」について語っている

Filed under: 人物 タグ: — patra @ 12:33:25

これは他のサイトからのコピーです。記録として・・・

『はじめまして、藤井 風です。
5月のPOWER PUSH!に「優しさ」を選んでいただき、本当にありがとうございます!
せっかくなので、この曲について、ちょっと語ってみたいと思います。

「今何を見ていた」「あなたの夢を見た」「あの人の木陰で」
このサビの歌詞は、メロディとほぼ同時に出てきました。ƪ(˘⌣˘)ʃ
でもイマイチ、この曲は何がテーマなのか、自分でも分からずにいました。

その頃、ワシは、
地元のミュージシャン先輩たちに背中を押されて、
それまで恥ずかしくて誰にも聞かせてなかった自分のオリジナル曲を、
初めて人前で披露することになっていて、
せっせと歌詞を完成させる作業をしていました。

そんな時、とにかく優しかったその先輩について、
その優しさにワシがいかに感動したかについて、
歌詞を書いてみようと思いました。
次第に、この曲は「優しさ」というタイトルなんだと分かりました。

優しさって、尖った、硬くなった、そんなものをすべて溶かしてしまうような強さがある。
優しさは、弱くて、頼りないものなんかじゃなく、
優しさは、強さ。
優しさって、最強。
優しさがあれば、それだけでもう十分。
そう思いました。

最終的にこの曲は、性別も、年齢も、生も死も、何もかも超えた大きなもの、
つまり、「優しさ」に対する賛歌、
「優しさ」へのラブソング
と呼ぶべきものになりました♡

そして、この曲は、実は人生で初めて(「何なんw」「もうええわ」よりも先に)
レコーディングしたオリジナル曲でもあります。
今聞き直すと、少し緊張しているのが自分で分かります。(^_^;)

この曲は、すごく優等生な感じのメロディなので
普通に綺麗なアレンジではダメだと思いました。
ちょっと複雑で無機質なビートが欲しいと思いました。

アレンジャー/プロデューサーのYaffleさんは、
伝えたイメージを、忠実に再現してくれたり、
また、自分では想像もつかなかったような斬新なアイディアを提案してくれたりする素晴らしい音楽プロデューサーです。

なるべく音数を減らして、メロディを際立たせること。
思い入れの少ない2番は丸々カットして、曲のテンションを保つこと。
Yaffleさんの、その引き算の美学のおかげで、
この曲は、ただ綺麗なだけじゃない、超かっこいい曲になりました。

そして完成したこの曲は、曲だけで景色が広がるような作品だと感じて、
だから今までにリリースした2曲とは違って、視覚的なイメージ、
つまりMusic Videoのイメージが自分の中にあまりなかった曲でもあります。

なので、この曲のMusic Videoを作るにあたっては、
初めて、監督にすべてをお任せしようと、委ねてみようという気持ちになりました。

この曲の監督を務めてくださった山田健人さんは、
怖そうだと思ったけど、ほんとはすごい優しくて、
近寄りがたい感じだけど、すごい包容力があって、
鋭い目だけど、笑うとすごく可愛い、
不思議な魅力にあふれる方だと思いました。

そして、愛にあふれた撮影現場で、
優しさを様々な角度から芸術的に表現した、
美しくて、でも美しいだけではない奥ゆきのあるMusic Videoが生まれました。

たくさんの人の、たくさんの思いがつまったこの作品が、
このPOWER PUSH!をきっかけに、
よりたくさんの人の、たくさんの思いを一緒に乗せて、
優しさがどこまでも広がる世界になったらいいな。
と思います^^

ありがとうございました!』

山田健人監督の次回作「へでもねーよ」に対する風君の思いも聞きたいです。





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