2012/11/2 金曜日

窓辺のクララ

Filed under: ネコ タグ: — patra @ 13:32:28

青い空が眩しい午后です。

クララが窓の下を見下ろしています.寂しそうな後ろ姿・・・でもクララは福島の被災地に取り残された猫や犬さん、牛さんにくらべたら天国に居るように幸せなんです。毎朝の注射も嫌がらず、膝に抱いて打つのも慣れました。

ナゼ急にこんな事を思ったか?
それは福島の危険区域で放置され、1年も彷徨い続けた牛の臨終を見届けた作家さんの写真を見たからです。やっと出逢えた人間のやさしさが、牛さんの臨終だったのだ。黒毛和牛さんでした。被爆汚染がなければ・・・屠殺。

頬を撫でられて死んでいけた。どっちが良いのか何が幸せなのか、センチメンタルになってしまった。

だから、窓から外を眺めるクララ・・・きみは本当はしあわせなのよ。
こうして人と暮らせるだけでも・・・
写真に添えられていた文章を添付します。

「いつか帰りたい僕のふるさと」出版の為に猫のキティーの取材で警戒区域に行き、偶然遭遇した牛の最後。
著者の大塚敦子さんは、涙を流しながら死んでいく牛の頬をさすり続けて看取ってくださいました。この牛が1年も放浪して、最後の瞬間に受けた唯一の人間の愛情でした。
—–著書の紹介——-
題名「いつか帰りたい、ぼくのふるさと」、著者はジャーナリストの大塚敦子さん、HOSHI FAMILYが救った猫のキティーの見た目線で原発被害を語りかける良書です。送料無料でアマゾンから購入できます。(11月7日販売開始)ご注文は下記のリンクからお願いします。売り上げの3%がHOSHI FAMILYの募金になります。


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