2009/10/10 土曜日

南田洋子さんの笑顔

Filed under: 人物,家族,料理 — patra @ 1:08:20

いつもより少し遅れて母を食卓に呼ぶ。たまにはゆっくりお話しながらご飯を食べてあげなきゃ・・・ですが時間が6時ってほんと私には早すぎ。いつものコンガリ焼いて脂をキッチンぺーパで拭き取ったうっとり印の鶏に茄子やパプリカの焼いたのに茹でオクラ、とお決まりの献立にマカロニグラタンを半分づつ付け合わせる。これはレトルト。最近は無理しないように頑張り過ぎないように既製品を上手に使っています。洗い物をし終えてから母と長門さんと南田さんのドキュメントを見る。最後の奇蹟的な回復ぶりに二人同時に「やっぱり愛ね〜」と叫ぶ(笑)「娘がいない親は大変でしょ?感謝しなさい」と言ったら両手を合わせて拝む振り、振りだけ。(笑)普段、母に煩く身だしなみを言う娘、これが実は老人にはとても大事だと日頃思うのだが、TVを見てもつくづく思う。
しかし最後のシャキンと蘇った南田さんの笑顔を見ていて、この病気になった必然を思う、だって長門不良老人がついに目覚めたではないか?これは南田さんの夫に自覚を促す渾身の体当り演技だったとしたらアカデミー賞です。それは冗談だけど・・・老人にも「愛」は特に必要なんですよ。「良いものを見た」と母が満足そうに私に向かって一礼してから2階へ上がって行きました。惚けないでいてくれてありがとう、と口煩い怒りん棒の娘もつい一礼したのでした。





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