2008/5/14 水曜日

灰になっても慎みを・・・

Filed under: 家族 — patra @ 19:24:16

驚かされた昨日の母の転倒がどうにも腑に落ちない、夜中中考えても母は何故靴下を自分で脱ごうとしたのだろう。上下する電動リフト椅子が脱衣室に有って、お風呂場には丈夫なシャワ−椅子があるのに、そのどちらにも腰掛けていなかったのが不思議なのです。朝、もう一度どういう状態で転んだの?と聞いてみると母の答えが切なかった。その日、ちょっと粗相で下着を濡らした母、ヘルパーさんに見られるのが恥ずかしいので自分で下洗いをしようとし濡れた手がすべって転んだ。と言うのが真相でした。女性はいくつになっても身だしなみについて他人を患わせたくない・・という健気な心意気までは立派だったわけですが、両手を久しぶりに遣いバランスを崩したようでした。人間の尊厳は大事にしてあげたいので父の時と同じ白い蓋つきポリバケツに漂白剤を溶かし用意しておいてあげることにしました。洗面所に置いておけば自分で入れておけるしへルパーさんや私に現状を見られずに消毒された後に洗ってもらえるでしょう?。そう伝えると「わかった、ありがとう」とホっとした表情でした。体調の悪いときはリハビリパンツですが今のように元気になれば普通に布製が気持ち良いに決まっています。でも失敗しても誰も責めないし恥ずかしいことじゃないから!と励ましてあげながら、「お婆ちゃんの慎み深い心は女性として大事にしてあげたいから・・バケツに入れることと,外出時は尿トリパッドを利用したりしましょ」さっぱりと問題が解決したので心配させてしまったケアマネジャーさん、ヘルパーさんにお詫びと報告をしました。明日、血腫など出来ていないか病院で調べていただくつもりです。


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